自分を思いやる

おはようございます。

皆さんも、どんな生き方をしたいのかを正直に自分に問いかけたことがあると思います。どんな生き方をしたいのかとは、どのように「人様と社会とに対するか、接して行くか」ということです。先日も書きましたが、どう生きるかも考えずその日暮らしをするようでは充実した人生とはなりませんし、不満と不足だけを感じてしまうことになります。
それ以上に基準を持たなければ修正のしようもなく、何を発展させ、学び、削るのかもわからず迷いの淵にはまり込みどんどん深みに沈むことになるのです。
そして日々ご飯が美味しくないでしょうきっと、私は食べることが大好きですし、仕事も遊ぶことはもちろん、楽しいことをいっぱいしたいと思っています。今はゴルフをげっぷが出るほど一度してみたいと思っています。
そのためにも確かな対人関係を結ぶために「どうあるべきか」を確かにしていこうと以前より考えて行動しているところです。
「自分を思いやる」。
遊びでも「○○に行こう」と確かな目標があればこそ力が入り様々なことも考えることができるのです。人生ならなおさらのこと。
孔子の弟子の子路(しろ)が質問しました。君子とはどのような人物でしょうか?という質問です。君子とは「立派な人物ということでもありますが、私は充実した人生、使命を果たす人生と為すには如何にすればと工夫する人と捉えています。いわゆる未完成を自覚している人間」。
自分を思いやるとは、自分を甘やかすことではなく、自分を励まし、自分を磨くことだと考えています。
子路孔子の問答。「君子とはどういう人物のことですか」「自己の修養に励む人だ」「自分のためだけの人物ですか」「自己の修養に励み、周囲の人々を安らかにする人だ」「周囲のためだけの人ですか」「自己の修養に励み、万民を安らかにする人だ」。
いかがです、この問答、素晴らしいですね、己がお手本たれということでしょう。不平不満を周囲に言う前に「こうあるべき」を自ら実行する。自分が充実していればこそ、周囲との関係もよくなるのです。ひいては人間社会全体もよくなるのです。要するに私たちは、何をおいても、まずは「自分をキチンとする」のが最優先なのです。
楽しく歩むために「心学」をご一緒しましょう。今夜は「にんげん学」小倉講座、午後6時半からです。会場でお待ちしています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。