時を見通す

おはようございます。

今日は心華寺「秋季・彼岸法要施餓鬼会」午前10時から行います。雨が降っています、気をつけてお出かけ下さい。春秋に彼岸はあります。毎年くりかえされる、ありがたいですね。くりかえされるからこそ又チャンスが巡る。
「時を見通す」。
「信念とは時を見通すこと」です。明智の人は法則にしたがう、とは先日書いたばかり。先人は「くりかえせ」と習いを残してくれました。くりかえすからこそ新たに芽吹き、花が咲き、収穫が得られ、家族の安泰があり、代々の繁栄があるのです。くりかえすことがなければ終わり。
暑さ寒さも彼岸まで、です。この世は、
「別れが来れば 出会いが来る。
崩壊が極まれば 創造が始まる。
必ずそうなる
ただし それには少しの時が必要だ」。
とは老子の言葉。
自然界の木々が新芽の胎動を始めるのは、極寒の時期である。
極寒を全身で感じることで、見えない未来へのトキメキを感じ始める。
極寒時の内的胎動なき木々は芽を出すことができない。
人生はどんな人でも、現象的には、発展の時、頂点の時、衰退の時、忍耐の時をくりかえす。これに例外はない。物質が陰陽で生ずるように、時というのも、陰陽の創造原理をもつからだ。
しかし、この法則を知らず、不運を恐れる人間は、目先の現象に右往左往し、リズムを壊してしまっている。たとえば経済的に不安になり、その不安から株に手を出して借金を抱え込む。これは、本来の創造リズムから離れ、自身が作り上げた苦痛でしかない。こうして人は苦痛を自ら作り上げている。
創造のエネルギーは繰り返しの中でこそパワーが発揮されるのであることを知るべきである。
陰というご先祖に感謝するこころは陽であり。その陽のイメージこそ未来へのトキメキであり、内的胎動である。午前10時からです、ご一緒に祈りましょう。
写真は萩の花です、小さい萩の花が頭を下げて皆さんをお迎えしています。皆さんにお供養でおはぎを差し上げます。古人が「おはぎ」と名づけたのがわかるような気がします。誰にでも心から頭を下げなさいよ、感謝しなさいよ、という気持ちだったのではないでしょうか。感謝すれば喜びの多い人生となることはまちがいがありません。
明日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです。お参りください。お待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。