務めへの感謝

おはようございます。

今日は「勤労感謝の日」そして「心華みのり大祭・採燈大護摩法要」、心華みのり大祭は収穫祭、感謝祭です。一年の勤労への感謝のお祈りをしましょう。天地自然からの恵みに感謝できなければ人様への感謝もできません、故に仕事ももたらされません。
「勤めへの感謝」。
孟子は「恒産(こうさん)なければ恒心(こうしん)なし」と。仕事がなければ安定した心は得られないということをいったのです。極々当たり前のこと、ですから勤労することで心に不安が無く安定し、そこから人生を構築できるのです。経済的自立がなければ真の自立はありません。ゆえに勤労は大切。
「動中の工夫は静中の工夫より百千億倍勝る」とは白隠禅師の言葉。勤労する中から湧き出る工夫、発想が社会に役立つ工夫となるという意味。不平、不満は発想の源泉、嫌な仕事も工夫の源泉。嫌だ嫌だとばかりしか考えらず、心を囚われているようでは生涯自縄自縛の人生とします。
勤労感謝の日とは「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」。目の前の仕事を貴ぶ、尊ぶことができないことは「自身で自身を軽んじている」のです。自分を軽んじているような人を世間は生かしません。
不安定な日々を送るのは目の前の「恒産」への感謝の足りなさから生じる結果。感謝して仕事をたっとび、喜々として仕事に携われば、向こうから仕事はやってきます。仕事から物心の安定が現実にもたらされながら不平を言っているようでは未来の果実は実るはずもないのです。
今日は「心華みのり大祭」とも称する大祭、「採燈大護摩法要」。是非感謝の気持ちを新たに、恒産なければ恒心なしという心を大事にするためにもおまいりください。また祈りは心に安らぎと豊かさをもたらします。手を合わせゆったりとした一時を過ごしてみませんか、午前10時からです。あいにくの雨ですが、だからこそ心を穏やかにして祈る功徳がさらに大きく倍増するのです。
明日24日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」こちらも午前10時からです。下関、九州の皆さん心華みのり大祭を終え下関に入ります。明日ご一緒にお祈りをしましょう。
今日も素晴らしい一日でありますよう。
写真は今日の「採燈大護摩法要」の準備、そして完成までです。あとは法要を待つだけ、あいにくの雨ですが、おまいりください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。