分を

おはようございます。

NPOこころのはな」設立準備総会へお集まりいただきました有志の皆様ありがとうございます。長時間にわたりご意見をいただき感謝いたします。これからも更にご支援を賜りますようお願い致します。四国、八幡浜からお出でいただきました〇さん、福井からのKさん遠方から感謝致します。
また全国の皆様、これからが本当の行動となりますのでよろしくご意見、ご指導を賜りますよう、心からお願い申しあげます。
そして昨夜は「にんげん学」京都講座、ご出席の皆さん残暑厳しい中ありがとうございます。いかがでしたか「一(いち)」、一がぶれることが無ければ「二が生じ、そして三となり、万物が生じる」という話し。人欲ではなく、道理にそう「一」を大事にしましょう。そのことが結局は多くの人を喜び導く場(仕事)を提供していくことができるのです。共存の「一」、「人様の喜びの一を」探究してまいりましょう。益が損じ、損じることが益、なるほどと頭では理解出来ます、ピンチがチャンスだということも理解出来ます、それを現実の対応力とするためにはやはり修身が大事であることを更に実感しました。
「分(ぶ)をわきまえる」。
呻吟語に「造物(ぞうぶつ)は涯(かぎ)りがあり、而(しか)して人情は涯(かぎ)りなし。涯(かぎ)りあるを以(もつ)て涯(かぎ)りなきを足(た)らせば、勢い必ず争う。故に人人、足るを知れば、則ち天下、余りあり。造物は定まりあり、而して人心は定まりなし。定まりなきを以て定まりあるを撼(うご)かせば、勢い必ず敗(やぶ)る。故に人人、分に安んずれば、則ち天下、事なし。」。
意は「物には限りがあるが、人間の欲には限りがない。限りある物によって、際限ない欲を満たそうとすれば、必ずいさかいが起きる。
よって人々が足ることを知れば、物が不足することなど起きない。
物は形が決まっているが、人間の心には形がない。形のない心で、形ある物を動かそうとすれば、必ず失敗する。
よって、人々が分をわきまえるようになれば、世の中はうまく治まる。」。
身の丈にあった生活をたのしめ、と呂新吾は言っているのです。私たちの心は形がなく、無限の思いを致すことができます、そこでこの戒めの言葉を大切にして歩めば、欲に翻弄されず少しずつ豊になるのではないでしょうか。
少しの成功で何でも成ると錯覚、身の程を弁えず、分をわきまえなくなることで、己を見失う愚を犯し、家を会社を破滅に導く人は大勢います。ここでは天下という大きな言葉で説いていますが、天下とはそんな大きなことではなく、自分の居る世界のことであります。須く欲が不幸を招きます。
大豆の種を蒔けば大豆になり、米を蒔けば米を得る、そのものが違った物になる道理はないのです。ですから心が欲に満たされていたのでは、分かち合うことなど到底無理な話ですので争いが生じるのです。心に中に何を持っているのかで、結果が大いに違ってくる道理を知ることです。分をしれば心にゆとりが生じ楽しい日々となります。
楽しければ周囲の景色の美しさがいっぱい見えてきます。大いに人生を楽しみましょう。今日も少しだけ早く起きて静かに心を落ちつかせ、時間にも少しの余裕をもたせればゆったりできるのです。一日を楽しく過ごしましょう。喜びが沢山ありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
「こころのはな」活動拠点。

護摩木割りをご奉仕くださるTさん、毎週ありがとうございます。


「こころのはな」設立総会へご出席の皆さん。

「にんげん学」京都講座終了後の「洋食・ボンジュール」さんのお料理です。マスター美味しいお料理今月もごちそうさまでした。一品目「ナスと和牛のサラダ」。

二品目「和牛のミートボールカレーソース」。

三品目「もち豚の冷製トマトソース」。

四品目「霜降り和牛のサイコロステーキ」。