見えてくる

おはようございます。

10月になりました今月もよろしくお願い致します。神無月とも言いますが、神に見放されないように身近な人、身近な所から大切に今月も過ごすことを日課としましょう。
やはり「遠くに行くには近きより、高きに登るには低きより」です。高い大きな志を持てば持つほど身近な一歩の大切さが見えて来ます。
「見えてくる」。
身近な事の大事を知りますと、学ぶことをあれもこれもと焦るようにしなくなります。いわゆる不安だから知識と為すのではなく、身近な世界の意を汲むことで自身が何を学び、何を習得しなければならないのかが確かになるのです。当を得ない学びをすれば自らを束縛し不自由な生き方をしてしまうのです。当を得た学びは心が自由になります。それは具体的な夢を持つことになるからです。
身近な声、悩みを聞かず、情報を確かにせず、ただ単に自分を高めようとしても世間が必要とせず、身近な世界が必要としていないことをいくら学んだとしても、役には立てないからです。
修業時代、師や兄弟子が何を求めているのかを知り、何を学べば良いのかが明快になり、主体性を持って学ぶ事が出来ました。何が必要とされるのだろうか?何をしたらよいのだろうか?と、ウロウロして多くの事を学ぶことで悩みを多くするような愚はよろしくありません。
悩みや苦しみを多くする原因はただ一つです。身近な情報を確かにして自身を高めることをしないからです。このような己の心を知るのが「心学」です。今月も祈り学びの月にしましょう。今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」です。阪神地区の皆さん会場でお待ちしております。
朝晩は随分涼しくなりました、灯火親しむの候、正直者の頭に神宿る。今日の一日が神様に守られますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。