自己管理

おはようございます。

昨日は名古屋でM社さんの第二回の「孔子から学ぶマネジメント講座」でした。M社の皆さん長時間ありがとうございます。「仁」をベースにしたマネジメント、私の世界はマネジメントという言葉や教えは門外漢なのですが、現代に照らし合わせて論語や心学の古典を読んでいますと全てマネジメント学であることに気づかされます。
「自己管理」。
人生は「自己管理が全て」と言っても過言ではないからです。マネジメントを一口で言えば「自己管理」ではないでしょうか。心学は全て「戒めの語」を説いています。心学の根本は「修己治人(しゆうきちじん)」です。「己を修めてこそ人を治める」ということだからです。
人様を注意したり何かを修正して欲しいことの助言をしますと、学ぼうとしている人は別としまして、学ぶ気のない人は「言った人の欠点を探す」のです。いくら正しいことを言ったとしても自ら学ぼうとしていない人は「聞き入れない」のが人情です。必ずと言って良いほど「揚げ足を取る」のです。仲間同士や、大切な人との間で人を疑うという疑心暗鬼の人間性を作らない、作らせないためにも、学びに沿い成長進化するという「気風」を作らなければ成長はなりません。
そのために「人としてどうあるべきか」の言動ができるマネジメント学が重要なのです。何事を生かすにも「人間力」です。
人には、それぞれの考え方や価値観があります。私意に基づいて行動もします。また個々人に欲もあります。ですから互いに利害が衝突し、そこに偽りが生じる時もあるのです。つまり多くの人は葛藤している状態にあるのです。
その人情を承知して互いが自己管理を為し、努力して、悪や虚偽の心を捨てるべく「仁・思いやり」の道を追求すべきではないでしょうか。
うそいつわりを排除し、誠実な人間であろうとすることが大切ではないでしょうか。だれも嘘をつかれたりするのは嫌なことです。故に「どうあるべきか」の「修己治人の学」を持って「人生のマネジメントを図る」べきではないでしょうか。今日も素敵な一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。      合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。