幸せ

おはようございます。

私は幸せでラッキー、良い運に恵まれた人間だといつも感謝しています。誰にといいますとやはり先ずご神仏、両親、師、多くの信者さん、友人知人の皆さん、そして「道」。
歩める道があったからこそ皆様と出会うことができました。親が虚弱な体質に産んでくれたお陰で暗黒の少年時代を体験、お陰で人の情けを知る。昼夜、陰陽は人生は半々の繰り返しだという親の教え又「学べ働け」と。真っ暗闇を歩んでいたおり聞く耳を持たなかった私、しかし言い続けてくれた親。貧しい時代働かなければ生きては行けない時代。
親はどれほど心配し言い続けてくれたのか。この言葉をどれほどうるさく思ったのか、しかし親は言い続けてくれた。
「道が道を弘むるに非ず、人が道を弘む」この通りです。私も人を見て「こんな風に在りたい」と一歩を踏み出す。道を歩み体現体得してくれた先人に感謝。その恩に報いるのは精進の一字と皆さんの安泰を祈る日々。
そうしたことで私が安心を得た如く皆さんがきっと安心を得、勇気を失わず日々の仕事に邁進していただけることを信じて。
「幸せ」。
幸せとは「自分の未来の夢を思い信じ歩むこと」。成る為らないではなく、「成ると信じること」、何も無かったからこそ夢が持てた。このように考え19才から憧れの道へ一歩踏み出す。そして多くの「同志・道連れ」の方と出会う、また「一つのことを起点として使命をいただく」。報恩の一字、感謝の一字の行動。歩むことが喜びでした。歩めば喜びに変わる。
比叡山開祖伝教大師様は「道心の中に衣食(えじき)あり、衣食の中に道心なし」(伝述一心戒文(でんじゅついっしんかいもん)と諭し導いてくだされた。教えに忠実に在れば衣食に困らない、と教えてくれた。何事も順序道理があると教えてくださった、法則の重要性。ナイナイづくしの私には夢のような教え、心踊る教え。
誰しも修行したり、勉学に励んでいるときは衣食住には事欠く、しかし決して事欠くようなことはない、とお大師様は諭された、感動の言葉との出会い。
発心し、お山に登っただけで衣食住が与えられた。何と御仏の慈悲は有り難く凄いものだと、今日入山した若者に居場所を与えてくださる「信の世界」の驚異、底知れぬ深さを知った。私もこんな慈悲の世界を歩み提供できる人間になりたい。
これは何も私たちの世界ばかりではないはず、家庭であれば子どの勉強する姿を見れば放っておく親はおらず、社会、会社でも同様、仕事や研究に熱心に情熱を傾けている若い社員の方であれば会社は放ってはおきません。
また日常生活に必要なものが充分に与えられたとしても、それは「道心」を保証するものではなく。かえって充分すぎると修行や勉学、研究、探求心を妨げかねない。その証拠に倒産する会社は暇がありません。道にそれ堕落する人も少なくない。
人には生まれながらに天地が授けてくれた「命分・天命」があるという。まして私たち仏弟子となった僧侶は「如来遺嘱(にょらいいしょく)の福分あり」と教えられる。御仏や先人の方がたが「自分の身を削って後生の弟子(私)に残してくれた、幸せの余分、道」。
この教え、道があればこそ歩めた、その功徳が多くの方がご一緒に祈りを捧げてくださり、ご協力をくださる、お供え物もくださるのだと、その恩、福分がただただありがたい。この度の八千枚で新たに感じられた、だから「幸せ者」。そしてラッキーな人にも多く出会う。だからこそ新たな使命も授かったのです。
このことは、一般の皆様が自らのお仕事に打ち込む姿勢についても同様です。どうぞ衣食に不足を思わずご精進ください。かならずや道心の中に衣食はあります。
自分一人の衣食にこだわることをせず、安心して忠実に道を歩めば幸せの道を歩めます。衣食住が満ち足りている生き方が、かならずしも豊であるとは言い切れません。自分の進むべき道を歩いている人は、きっと自然にいろんなことから生かされます。また後世に残すべきは財産や名誉だけではありません。残すべきは「心ある人」です。
「道心の中に衣食あり。衣食の中に道心なし」。自分を向上させる生き方をするからこそ衣食住は授かるのです。衣食住で困っている人がおられるとしたならば、この事実をご一考ください。
何よりもこの教えから私が大きな影響、気づきを得たのは「心の自由」。学ぶことは心の自由を得ることだという「覚り」。基本を確かにすればこそ「その上に自由に思考展開ができる」、法、教えは「原則」大地の如くもの、「真の私を育ててくれる」ことに気づきました。ですから師の指示(教え)、兄弟子の指示が自らの工夫を産み出すと云う楽しさに気づいたのです。
心が自由になることに目覚めさせ教えてくれました。「物の奴隷にならない」道が「道心の中に衣食あり」。その道中「多くの信者さんとの出会い」「企業研修との出会い」を得たのです。道はありがたい。
今日も道心有る素晴らしい歩みをしましょう。今夜は「にんげん学」小倉最終講座。一年を確かに締め終えましょう。会場で楽しみにお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
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昨日少し近くを散歩しました。近くにある「下関中央消防署」、どこにでも「ふく」がいます。「ひけしくじら消防署」、潮を吹くからですかね?放水もしていました。