鏡餅

おはようございます。

昨日は11日で鏡開き、心華寺・愛宕寺もお供えのお鏡餅をお下げました。皆さんのお宅でもお下げしたことと思います。
心華寺・愛宕寺両寺では正月に鏡餅をお供えするのは当然のことですが、毎月の「月例・幸福開運護摩祈願祭」でもやはり鏡餅をお供えします。そのお下がりを皆様に差し上げています。行事法要には欠かせないお供えが鏡餅であります。
鏡餅」。
何故欠かせないお供えかと申しますと、二段に重ねてあるのは「円満に年を重ねる」という意味。また大小の餅は「陽のお日様と陰のお月様を表し福徳が重なる」という意味があります。日月の円満の運行があればこそ私たちの暮らしが安泰です。
また「鑑みる」つまり、「良い手本や模範に照らして考えるという意味」の言葉にあやかって、「かんがみもち」と言っていたのがだんだん「かがみもち」という言葉に変化したということもあります。
何はともあれ、鏡はそのままの私を映し出します、心身共に天地神明に恥じないように心身を正しなさいという意味合いが一番であります。天地神仏の教えをそのままに映し、正直に暮らしなさいということが更に大切なことです。
また日本民族は農耕民族であり、五穀豊穣を神様に感謝し一年の始めにお供えするのは自然であります。伝統は大切にすべきです、伝えるべき物があってこそ精神が伝えられるからです。
今日は「にんげん学」京都・大阪特別合同講座です。各地からのご参加をお待ちしております。学ぶという伝統文化があればこそ私たちが今日学ぶことができています。感謝しかありません、感謝は行動です。「人は能く道を弘む。道、人を弘むるに非ず。」という論語の語もあります。天地自然に鑑みる人が道を弘めていくのです。午後1時半受付。講座修了後は懇親会があります。どちらか一方だけの参加でも構いませんお待ちしています。もちろん人情として勉強会、懇親会共にご参加くださるのが嬉しい。
また本年初の第二日曜日です。心華寺「初・水子供養祭」を午前10時より厳修します。「水子様はあなたを待っています」。ひたすら待っています、優しさを待っているしかないのです、ご焼香ください。
新年も三分の一を過ぎました、今日も素晴らしい日曜でありますよう。穏やかにお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
新年初の富士のお山はきれいでした。皆様方へ富士のパワーを送ります。