和顔愛語

おはようございます。

明日24日は下関・愛宕寺「初月例・幸福開運護摩祈願祭、初地蔵」午前10時からです是非初詣下さい今年の第一歩です。この第一歩を確かにすれば途中で何事が起きようとぶれません。
「和顔愛語」。
お地蔵様は「微笑んで」おられます。ですが愛宕寺のお地蔵様は「将軍地蔵」様ですので甲冑に身を固め少々怖いお顔をしておられます。しかし怖い中に慈悲深いお顔をされています。ただの怒りではないからです。私たちの不出来に「どうしてあげようかなと」といった慈悲の表情。
いわゆる真実の豪傑顔。ただの強面ではなく、どこか凛とした優しさをお持ちであるということです。
上の「和顔愛語」という言葉は、にこやかな顔をして優しい言葉をかけるということです。人間関係の中でとても大切なことです。しかしただ単に優しい笑顔と言葉だけでは凡人である私たちはなかなか尊敬せず、優しい愛語に応えることをしないのではないかということで少々強面をされているのです。
行動となるには尊敬、畏敬の念がなければ行動とはなりません。いわゆる「恥じる心」です。教え導いていただいているのに「できていない」という「廉恥の心」。そのような心意気を感じるようになりなさいという表情をしておられるのが愛宕寺の「ご本尊・将軍地蔵」様です。
私たちは優しさを求めているにもかかわらず、素直に受け入れ従えば良いのですが、ついつい甘えてしまうというのが現実、優しさに甘えてばかりいてはならんぞと、戒めるために少し怖いお顔をしているのです。これが本当の慈悲なのです。
将軍地蔵様は馬に乗っておられ、困ったことができれば直ぐに私たちの目の前にお出でくださいます。今年は午の年、お詣りの上沢山おご利益をお受け取り下さい。午前10時からです、お待ちしております。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。