ぶれない

おはようございます。

CMA様主催「管理職研修」ご参加の皆さんありがとうございます。休日であり又寒さが厳しい中で真剣に取り組んでいただき感謝いたします。皆様にお話をさせていただいた人間として恥じないようにしなければとの思いを強くしました、ありがとうございます。
修練するにはいろいろな条件が大切ではあります。自然環境が厳しいことの大事はいうまでもないでしょう。自然には文句、不平、不満は言っても仕方なく、詮ないことだからです。詮ないこと、どうすることもできない中からの、どうするかを考えることも人生では大事です。必ず、どうしようもないことが生じるのが人生でもあります。
いわゆる覚悟する、覚悟を決めることができるようでなければ真のリーダー、人間にはなれないのです。
「ぶれない」。
2月の後半、新年も落ち着き平常の日々となって来たのではないでしょうか。この時期に大雪が各地で、天は何を私たちに気づけと言っているのでしょうか?。スタートダッシュはいかがですか、事前準備が確かであったかどうかでダッシュできるかどうかであることは間違いがありません。しかし分かってはいてもその準備ができていなければどうすることもできないのです。
上に「ぶれない」と書きました。ぶれない、とは何にぶれてはいけないのでしょうか「使命感」です。この使命感を忘れてはいけないということです。何のために「生まれてきたのか」ということでもあります。大げさと思われますが、大げさではありません、自身の大義だからです。自身が守るものを持たないようでは、ぶれる人生、悩み多い人生、苦しみ多い人生を送ることにしかならないといっても過言ではないのです。
行動を起こせば必ず障害が生じます、時に「改める」ことが「ぶれないこと」の一つです。障害に引っかかり、争い本来の使命を忘れてしまうようであっては、リーダーではないのです。
「ぶれないための在り方」を論語、学而第1、8条に「子曰く、君子重からざれば則ち威あらず。学べば則ち固ならず。忠信を主とし、己に如(し)かざる者を友とする勿(なか)れ。過てば則ち改むるに憚(はばか)ること勿れ。」が教えています。
意は「君子というものは、重厚な態度でいなければ威厳も何もあったものじゃない。学問をして、頑固にならないようにしよう。誠実さと信義を中心に据えて、自分に相応しくない者と交際しないようにすべきだ。それから誤りがあれば、ためらわずに改めなさい。」。
人間うろうろしてしまうのは、事上磨練、現実から学ぶことを忘れるからです。私たちは知らない事もあり、できない事もあり、人様に先を越されることもあるのです。時に学ぶことです。学ぶことを失わなければ頑固にならない、と孔子は教えます。そして過てば素直に改めなさい、とも。人生の過ちの多くは相応しくない人間とつき合いするからだぞとも、使命感を忘れただ嫌われたくないという過った考えで相応しくない人間ともつき合ってしまい、嫌だイヤだと思いながらも、ダラダラとつき合い道を誤ってしまうようではいけません。
重厚とは、外見や態度が重々しいということではなく、人として心や精神が重厚であるということです。それは使命感をたしかにすればこそ自然に湧いてくるものなのでしょう。今日から2月後半、一歩ずつ確かに歩みましょう、楽しい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。