安心感

おはようございます。

愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいりありがとうございます。必ずや大地の神、愛宕大権現様はご守護くださいます、私たちを乗せている大地です安心してお仕事下さい。
静かに祈ることは心が安定していなければできません、安定というのは「心願・志にブレがない」ということです。
私たちは「誰かに信じられている、誰かを信じている、心が通じている」と思うだけで不思議に心が安定しゆったりとした気持ちになります。また目指していることがハッキリしていることも同じように心を安定させます。これが安心感ではないでしょうか。
土台が安定しておらず揺らいでいれば、その上に物は載らないのが道理。同じように心という土台が静かに安定していないにも関わらず、何かを載せようといくら思っていても無理な話です。
私は新たに何かを目指し一歩を踏み出したときのことを大事にしています。いわゆる「初心忘るべからず」。どなたからの信頼もなく、おまいりも無かった時代、ひたすら祈ることに無心でした、それが安心でもありました。御仏の指し示す道理、法を信じる思いが強かったのです。信じればこそ一歩を踏み出せたのです。
どなたからも言葉をいただくことのなかった時、目の前の御仏だけが共に在る存在でした。ですからいつも心静かに在りました。
しかしある時、心の騒ぐことを覚えるようになったのです。それは自分の心、意識が外に奪われていたからでした。信者さんが一人二人と増え、研修も増え、そんな中で信者さんや研修に来ていた企業様が来なくなったりしたときのことです。
それは無心でなく、気に入られたい、嫌われたくないという人欲から来る悩みから生じた、我欲の苦しみです。
桜の開花があちらこちらから寄せられています、花見の季節。多くの人は極端な言いかもしれませんが、桜が咲いたときに大いなる関心を寄せますが、散った後は寂しいものです。しかしこのことを不人情だと責めてはいけません、これが事実なのです。
桜は咲いて人を楽しませるという使命を果たしているのです。人が目の前から去ったと言って寂しがりはしないのです。それを知った人が桜を借りて自分の使命は立派な桜を咲かせて多くの人に楽しんで貰うことだと、人情として感動した人なのです。
これと同様に私は自分の心の華を一年に一度咲かせ皆さんに楽しんでいただこうという使命を忘れることなく、その使命感に心を一点に絞り、心を人欲に奪われないように法に心身を委ね安心して日々過ごしています。
不思議な事に咲かないときでも咲くであろう事を信じ安心して精進し共に歩んでくださる方がおられます、それは信者さんでありますし、研修にお出でくださいます企業様です。ありがたいことです。
心を奪われ修養を忘れ怠ることなく、茫然自失にならずに済んでいるのも、自然の摂理を法として残してくだされた先人のお陰であり、師が私の前を歩んでいてくださるからです。安心してその足跡をたどっています。
今夜は「にんげん学」小倉講座「老子を読む」、老子も世俗的な繁栄を望んだときから苦悩多き人生、堕落の人生と化すぞと諭してくれております。自身の使命を果たすため修養すれば自ずと社会のご用に立つのです。
桜が咲けば自然人様が集まるように、美しいという表現は千差万別です。しかし事実咲けば、個々人の価値観の違いがあったとしても、現実に人様は集まってくださるのです。
それは法、論理という不人情である教えを人情を持って己に生かした者にこそ生かされるからです。不人情だからこそ私でも修養できてきたことに安心感を持ってこれまで、又これからも修養し古木になっても花を咲かせられるようでありたいのです。
各地で何百年と経つ桜木が見事に毎年花を咲かせたという知らせを聞いたとき、「学べば頑なならず」という孔子の言葉を思い出すのです。修養、学びを怠ったとき頑固になり、固くなり、外からの刺激を受けなくなり破滅に至るのです。老子の「不争の徳・柔弱の徳」を体感しましょう。
安心して学びましょう。なぜ私は声がかからないのだなどと、心を外に奪われ修養の楽しさを忘れ、己を見失うことがないようにも、会場でお待ちしています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
Oさん昨日はおまいり、お手伝いありがとうございます。晩ご飯の差し入れごちそうさまでした。おいしくいただきました。

※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。?0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13?.FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談にも応じております。お一人で悩まず一度お電話を。  合掌