普通にやろう

おはようございます

「にんげん学」小倉講座、雨の中のご出席の皆さんありがとうございます。昨日読みました老子、第十八章「大道廃(だいどうすた)れて、仁義有(じんぎあ)り(仁義無用)」。
「大道廃れて、仁義有り。智慧出(ちえい)でて、大偽(たいぎ)有り。六親和(りくしんわ)せずして、孝慈(こうじ)有り。国家昏乱(こっかこんらん)して、貞臣(ていしん)有り。」。
意は、 
愛や正義や道徳がうるさく叫ばれるのは
世の中が乱れたときに出てくるんだよ。
偽善者や詐欺師が現れるのも、
なまじ知識や情報を発達させたからさ。
孝行息子や忠臣が登場するのも家庭や国が乱れたとき。
だから、当たり前のことを当たり前にやっていたら、
何も起こらないんだ。
紀元前の言葉、教えとは思えません、まさしく現代のことを言っているようです。心学の重要性がここにあります。親から子まで、社長から社員まで、上下すべて仲良く楽しくやっていきたいと考えているのに何故そうはならないのでしょうか?。不思議ですね。
正しい倫が亡くなったため、口先の愛や正義をかざすから犯罪が多くなる、といっているのです。このような不幸を起こさないために押しつけでない道徳教育の音読、素読が普段の生活の中に必要です。音読をすれば無意識、潜在意識の中に行動力としてインプットされるからです。そうすれば自然に和合の行動となるのですから。
知識は己を知るためにあるのに、人を利用するために使われている、評価するために使われている、故に差別思想がはびこる。耳障りの良い言葉で人を惑わすという非道の人間が多出する、高校生、中学生でも殺人を犯す、親が子を殺し、子が親を殺す、それらは真実の愛を知らないから、欲望の世界の評価で人間の評価を計るからではないでしょうか。
自分が自分に問う、恥じる心を養う心学の大事を学んでいる私たちが輝くことでご一緒に学ぶ人を多くしましょう。その使命感に淡々と燃えてください。使命感を持ち己を修養し利他の精神で社会生活を行えば、立身出世を望まずとも、向こうから立身出世は迎えに来ます。
今日から今年度新入社員研修が心華寺では始まります。第一陣は110名、今年の研修で掲げたテーマは「伴(とも)に」です。「お相伴(しようばん)」のことです「あなたがいるから私がいることができる」という謙虚な気持ちのことです。昨年東京オリンピックのプレゼンテーションで「おもてなし」という言葉が象徴的に日本文化として語られました。その実践の行動はどのようなものであるのかをお話させていただきます。
「あなた様がおられるから私がいるという謙下の徳、謙譲の徳」です。入山されます新人の皆様お気をつけてお出でください。
昨日は愛宕寺から出る前に嬉しい事が一つありました、愛宕寺の留守を守ってもらっていますSさんが、保険が満期になりましたので「愛宕寺と心華寺で役立ててほしい」とお供えをくだされたことです。寺にお勤めしていただき、留守を守ってくだされる方にお布施をいただいたことにとても感動しました。それで書かせていただきました。私も見習わなければいけないことだと、改めて思いました。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
「お多幸」さん、ごちそうさまでした。
土筆玉子

歯鰹のたたき

お多幸さん名物おでん

石蕗の天ぷら

マスター直筆のメニューです

※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。?0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13?.FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談にも応じております。お一人で悩まず一度お電話を。  合掌