限界を知って

おはようございます。

強い雨の中で今年度の新入社員の皆様の研修が始まりました。大いに能力を高め社会にその力を発揮されることを願っています。そのためにも「己を知る、分を知る、限界を知る」人間であってほしいと願っています。
限界を知る、というのは、これ以上伸びないという事を知ることではなく、その時、今の時点での限界がある、ということを確かにすべきだということです。客観的にこの現実を把握しない限り、現実を認めない情に訴える人間、甘える人間性を作ってしまうからです。
「何が出来て、何が出来ないかを確かにする」ということです。孔子も「知るを知ると為す、知らずを知らずと為す、これ知るなり」といっているが如しです。これがいわゆる「己を知る」ことです。
又「知っていることと、出来ることとは違う」ということも客観的に己が認めることです。このことを確かにしていなければ「出来るはずだという思いを強くして、言い訳をする人間性を養うことになる」からです。これも情に訴えることです。情は訴えるものではなく、相手にかけてやるものです。
情に訴えることは悪いとは言いませんが、それでは「相手を思いやる心が欠落していく」のです。自分のことを思って欲しい、理解して欲しいという思いばかりが強く、こんなに努力しているのに、という甘えです。そのような気持ちが湧いてくるのは「己を知らないから」です。
また相手の為になることが仕事になる、という思いが欠落しているのです。仕事というのは、どのようにして仕事になっているのかという客観的視点がないのです。
己を知れば、先ず「今現在できることで仕事に対応しよう」という覚悟ができます。褒められたい、認められたいなどという、スケベ根性は捨てることです。
それよりも何よりも、今目の前の言葉に「素直に従う己である」ことです。それが「おもてなし、気配り、こころくばり」です。
明日まで真っ正面から真摯に取り組んで下さい。初体験のことばかり、出来なくて当たり前、現実に真っ正面から対し、理屈ではなく体を通し考えられる社会人になって下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
新人の皆様を歓迎するように雨の中桜がチラホラと、木蓮の花も随分ふくらみました、その後にはサンシュユの花。昨日からの雨で桜の開花が進みそうです。目の当たりにする絢爛さも凄いですが、チラホラした桜を見て想像する楽しみもあります、自分の人生と重ねて、陰を見て陽を観る。



※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。?0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13?.FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談にも応じております。お一人で悩まず一度お電話を。  合掌