予め

おはようございます。

3月最後の日曜日、新しい旅立ちが待っているご家庭では一日をどんな風に家族で過ごそうかと考えている方も多勢おられるのではないでしょうか。それぞれが旅立ちする前の独特の緊張感、今日一日大切にお過ごしください。
明日で3月も終わり、1月は行く、2月は逃げる、3月は去る、まさしくといった感があります。あっという間の三ヶ月、雨の日曜日でもあります、じっくりと振り返りましょう。そしてしっかりと新年度の対策をたてましょう。
予定、予(あらかじ)め定めることです。社会は一人で生きているわけではありませんから、余計に予定を確かにすべきです、でなければ新たな仕事を入れることが出来ませんし、欲で入れてしまうと困ることになります。
予定を確かにしてこそ器量という、決まっている容量を生かすことも可能となり、器量を大きくすることにもなるのです。
コップの中に水が入っているにも関わらず新しい水を一杯入れようとすれば、先に入っていた水もこぼれ、新しく入れようとした水も入る余地がないのです。水を仕事と置き換えて考えて下されば理解出来ることと思います。
予定を確かにしていませんと、いくら仕事量を増やしても、増えたことにならず、逆に減らすことになるのです。予定を立てることは、時間をしっかりと割り当てることができるのです。
このように文章にすれば簡単なことですから、何でも直ぐ出来ると思って予定を立てない方が結構いるのです。何故かと言いますと、気持ち、心の中では決して不可能なことはないからです。私たちの心は夢で一杯、その夢を実現するためにも予定を確かにしてこそ仕事も確かに出来、結果器量も大きくなるのです。
中庸(ちゆうよう)第17章に「凡(およ)そ事、予(あらかじ)めすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃す。言 前に定まれば則ち跲(つまず)かず。事 前に定まれば則ち困(くるし)まず。行 前に定まれば則ち疚(やま)しからず。道 前に定まれば則ち窮まらず。」。
意は一々説明しなくともお読みいただけば感じられるのではないでしょうか、どのようなことでも具体的に効果を収め、良い結果を出すためには、凡(すべ)て事前に熟慮して準備を綿密に整えることだというのです。そうすれば成果を得るが、さもなければ多くの事が失敗に帰するものだということです。私自身ここ数ヶ月しみじみと予めすることの大切さを実感しています。
こころをころころとしないように最終の日曜日大いに振り返り、修養に精進するよう心新たにしましょう、明晩は「にんげん学」神戸講座「論語を読む」、神戸地区の皆さん楽しみにしております。一か月に一度の勉強会是非ご出席下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
仏器のお磨きにご奉仕のお二人のSさんと、毎週ご奉仕くださいますIさんです。皆さんにはきっと珍しい樒の花、昨日感動した桜です。




※毎月第一日曜日午前10時、京都宇治・心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。24日午前10時、下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。縁を幸いとし、福と為す開運護摩法要。お金が満載した船が入って来る金港辯財天。勝ち運が授かる愛宕寺。どうぞおまいりください。
※毎月のご先祖様、水子様の回向供養も承っております。ご先祖様を大切にすることは「根を深く太くすること」です。だからこそ子孫という私たちの幹は健康に育ち、智慧、仕事と成る枝葉を繁らせることが出来ます。(回向供養料一霊5百円。法名、戒名と共に現金封筒でお送りください。心華寺:〒611-0025宇治市神明石塚66。?0774-44-5380。FAX0774-46-4495。愛宕寺:〒750-0014下関市岬之町14-13?.FAX083-222-7404。)。※永代供養はご相談ください。※知っている寺が無く法要にお困りの方どのようなことでもお気軽にご相談下さい、ご先祖様への月参り、お彼岸やお盆でのおまいり等々です。    
※いろいろな人生相談にも応じております。お一人で悩まず一度お電話を。  合掌