克己

おはようございます。

愛宕寺「お釈迦様の誕生日、お花祭り」おまいりいただきありがとうございます。朝まで降っていました雨も上がりありがたかったです。教えに感謝されている方々とご一緒出来ましたことに感動しました。人間、喉元過ぎれば熱さを忘れる、となってはいけません。感謝を忘れませんようにと度々お話をさせていただき、行動下さることに感謝いたしますありがとうございます。受けた恩は忘れてはいけません。恩を忘れては良い縁にはめぐり会えません。
親を思う愛情、家族を愛する愛情、感謝のパワーほど凄いパワーはないのです。愛情・感謝のパワーがあれば乗り越えられないものはないのです。困難や苦難を乗り越えられない自分がいるのであればそれは愛情のパワーがないと考えるべきです。
今年はピカピカの新一年生のお子様はおられませんでしたが、かつてお子様やお孫さんが愛宕寺「花祭り」でプレゼントをいただいたことを忘れず、おまいりいただいたことが又嬉しい事です。人様を祝福できる情緒豊かな人が多く出るような社会と為すため感謝を忘れたくないですね。情緒こそ愛といっても過言ではありません。
4月の晦日です、今月もご愛読ありがとうございます。今朝の宇治は雨です、晦日の雨は何を私たちに訴えているのでしょうか?。今月は新しい出会い、新しい旅立ち、いろいろとドラマがあったのではないでしょうか?。
心華寺の門をくぐり研修いただきました新入社員の皆様はきっと元気に一ヶ月の体験・経験を糧にしてくだされていることと信じます。事上磨練(じじようまれん)、現実の世界でしか人間は磨き上げられませんし、高められません。チャレンジをお忘れありませんよう。何かありましたら是非ご相談下さい。謙虚でありながら大胆に行動しましょう。先輩や上司の言葉を大切にして行動は迷い無くということです。その上で明日からの人生の脚本を書き直し夢に向かって歩んで行きましょう。
私は人生の師を持つべきだと考えています。対人関係を客観的に指導いただけるからです。学問、技術的なことですとコーチや指導を仰ぐという事をなさる方が結構います。人生も具体的「どのような人生を送りたいのかのイメージがあれば」己を正してくれる師を持ちたいと考えるはずです。スポーツで有名になる方の多くがコーチを持っています。大切な人生は殊更に必要です。
人生を勝利している多くの人は克己心を確かにしています。何事も己に克つことです。克己とは欲に惑わされない、分相応な仕事をする、そして己に負けない、また人と競争しない己を作ることです。
そのためには、人生どう在るべきか、心がどう在るべきかの考えを指南してくれる「心学」を修めることです。何事も法則があります。己の心をどのように修めコントロールすべきかを心学で知ることです。対人関係、人間関係、又仕事への応対、対応、実際の取り組みで何事も成就するか、しないかです。
その中で競争心が一番の自分の敵。敵は吾が心に在り。競争心は普段は心の奥底に潜み隠れていますのでなかなかに厄介な代物です。例えばチームで何かを企画を立て事を進めていこうとしたときに、ムクッと起き出すのが競争心。普段は競争しようなどと考えていないにも関わらず目覚めるのです。
これを根本煩悩というのです。火を付けられますと、燃え上がるように、燃えるという資質があるから燃えるので、このことを知ることが重要です。この根本煩悩が己を迷わす元なのです。身の程を知るかどうかでもあります。
時に、克己心です。競争心を大きな情熱、爆発するくらいのパワーにするのが克己心、いわゆる「情熱、モチベーションに変化させるのが克己心」。競争心からは克己心は生まれません、何故ならば、相手が自分の上に行ったとき、ああだったから、こうだったからと必ず言い訳をする自分を作るからです。
克己心を強くするには先ず「最初に立てた目標を必ずクリアーすること」が第一の関門。潜在意識に「努力したんだけどなぁ〜という言い訳の意識を打ち込まないため」です。最初の目標でこれを行いますと、生涯「努力したんだけど」という言い訳の人間性を自分で作ってしまうのです。
そうならないために、人と競争せず、自分と競争をすることです。人間は習慣の生きもの。習慣は第二の天性ともいいます。
社会・会社は必ず締め切り日があります。結果を出さなければいけない期日があります。これがルールです。約束は守らなければいけません、それが人間でもあります。しかし出来ないときがあります、「そのできないことをそのままにしないことが克己心を養うことです」。「出来ないままにしないことが克己心です」。このような「思考法・行動原理を持つこと」です。
期限、締め切り日が過ぎたとしても「与えられた目標を必ずに達成すること」です。これが先ず第一段階、第一関門です。この一段を上らない限りにおいてはあなたの人生は永遠に言い訳と、後悔の連続にしか成りません。先ず自分の決めたこと、自分で決めずとも与えられたことを必ずやり遂げることが克己心です。クリアーすればこそ信頼も得るのです。
克己心を養うさまざまなケースを学ぶのが「心学」です。今夜は「にんげん学」神戸講座「論語を読む」です。人生という長いマラソンは完走しなければいけません、後悔をしながら、あのときこうすれば、このときこうすればと何も行動せずに走り続けるのか、夢を胸に走り続けるのかは自身の心の在り方です。会場でお待ちしております。明日5月1日は「にんげん学」一宮講座、2日明後日は東京講座です。共によろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
愛宕寺「花祭り」法要後、左が私が1才の時からおまいりいただいている88才のTさん、そして右側が私の6才からおまいりいただいているNさん85才、私のお手本です。愛宕寺の生き字引の方です。そしてお手伝いの皆さんと。


高知県佐清水のIさんから心華寺にも小夏をお供えいただきました、Iさん篤いご信心ありがとうございます。

※プチ修行に来てみませんか、作務(さむ。掃除)、読経、座禅、写経等自分と向き合う数日を体験、対人関係から離れて見ることで、本当の自分の大切さ、人様の大切さが見えてきます。新たなものを手にする前に一旦手放すことも・・・?。少しの勇気が大いなる人生をもたらします。いつからでもお待ちしております。お問い合わせは心華寺へ。
※心に華を咲かそう会第15回「東日本大震災復興チャリティゴルフコンペ」参加者募集中。
お一人の力が万人の力となり社会を明るくします。率先してご参加ご協力ください。
◎実施日 平成26年5月9日(金曜日)
◎場 所 東城陽ゴルフ倶楽部
 京都府城陽市寺田奥山1−48。TEL:0774-52-1161 FAX:0774-55-4445
 チャリティ参加費 6,000円。義援金2,000円。計8,000円とさせて頂きます。
「心に華を咲かそう会」では毎年「チャリティゴルフコンペ」を初め7月の「大般若転読法要」「アルミ缶回収」「古切手回収」などを通し、視覚障害者の歩行に大きな役割を果たしています。長年盲導犬育成に協力しておりますが、本年も昨年に引き続き東日本大震災の復興義援金として皆様の善意をお届けさせて頂きます。
※ 参加料8000円は当日、受付の「心に華を咲かそう会」にお支払い下さい。
※ ゴルフプレーフィ・お昼食は各自お支払い下さい。
※ プレー終了後、懇親会と表彰式を行いますので会場にお集まり下さい。
※ 賞品多数。
※ 組合せ表等の詳細は後日お送りさせて頂きます。
お申込お問い合わせは 事務局まで…TEL 0774-44-5380 FAX 0774-46-4495
不登校・ひきこもり、イジメ、家庭内暴力等々でお悩みの方お一人で悩まず一度ご相談ください。長年の経験から多くの青少年の方々が社会復帰をしております。一度心華寺へお電話をどうぞ。