人間関係の大敵

おはようございます。

この年になっても疑心暗鬼に陥るときがあります。今まで何を修行してきたのだろうかと自己嫌悪。疑うという気持ちは傲慢からくるのだとも反省。私が言っているのに、私が教えているのに等々、気をつけなければ。己の心の狭さにゾッとしていまいます。
自分の言っていることが正しいという、言葉の正しさだけで相手を責める、言葉の正しさに比例して自分は正しいことをしているのだろうかと反省。言葉の強さは暴力。仏の教えにもに「人間は生まれながらに人を傷つける凶器、牙を持っている、それは言葉だ」。
昨今の社会情勢、政治家の言葉の中にも同じようなことを感じています。正しい言葉に惑わされないようにしなければ、又押しつけているようなことをしてはならないとも思っています。そのためにもお互いがお互いを思いやる「仁愛の心を養う心学」の大切さに改めて取り組んでいます。
リーダーシップと押しつけを混同してしまってはならず、そのためにはやはり自分を修めることが大切ではないかと一層「心学」の重要性を感じます。
自ずから人様が慕い集まる、孔子が説く学而第一の冒頭「学びて時に之を習う、亦説(またよろこ)ばしからずや。朋遠方自(ともえんぽうよ)り来るあり」と、修養を積むと自然、共鳴者、又は同志の人が慕い集まり来るというのです。このようなあり方が楽しい人生なのだと。押しつける言葉や、疑う気持ちを感じたとき恥ずかしくなります。
「疑えば愛は去る」という言葉も。これは人を疑う気持ちが及ぼす危険を示したものでしょう。また人を疑うことは「心配事が増えること」です。
度量、器量の広い人は軽々しく人を疑うことはありません。人を疑う気持ちは不健全な心の働きです。すぐに人を疑いたくなる人は心の狭い人でもありましょう。人を疑う気持ちは人間関係の大敵。又人様に疑いを持たれるような言動をしてはならないともしみじみと反省、修養は永遠です。
明日は「にんげん学」東京講座「論語を読む」。最近、心配事や人を疑う気持ちを感じ、平穏無事のありがたみをしみじみと感じています。そんな気持ちから「心学」の重要性を再確認しています。明日会場でお待ちしています共にお勉強下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※お子様の事で悩んでいたり、苦しいことがありましたら是非お一人で悩まずにお電話下さい。お話しするだけでも随分と違ってきます。0774-44-5380へどうぞ。
ご近所のIさん宅のお庭、美しくしておられIさんのお心が表れていました。