親しむ

おはようございます。

7月後半に入る新しい週、今朝の宇治は雨ですが今週も楽しく過ごしましょう。昨日の心華寺「水子供養祭」おまいりお焼香ありがとうございます。水子様はお喜びになりました。一ヶ月後また会いに来てください。今夜は「にんげん学」京都講座楽しみに出かけます。
人生は自分が先ず楽しく家庭や仕事に携わらなければ人様は親しんでくれません。四書五経の一つ「大学」の冒頭「明徳を明らかにするに在り、民を親(あら)たにするに在り、至善(しぜん)に止するに在り。」と。
これは何も難しい事ではなく、自分の才能を確かにしなさい、人様に親しみなさい、善(道理に基づいたこと)いことを続けなさい、といっているだけです。
私たちの感覚はすべてを見聞きでき、感じることができます。ですから感覚に惑わされてあれもこれもと欲で手を出し何一つ磨き上げることが出来ないままに終わるなと言っているのです。そして人様には先ず親しみ接しなさいと、そうすれば人様は心を新たにして、親しみ交友を確かにしていきますよというのです。そして、正しい善に止まり生涯を送れば繁栄が間違いがないぞと教えるのです。
このように聞いただけで楽しくなるでしょう。人生を豊にすることは何も難しことではなく、自身が出来ることに磨きをかけ続ければいいのです。そして多くの人に親しみを以て接すれば道が自ずと切り開かれるのです。このことを迷わずに続けるのが「至善に止すること」であるのです。
能力を磨き続け、友に親しめば新たに才能を発揮する方向性も示して下さるのです。世間に良い仕事がないかな、良い商売がないかな、と探し回っている人が沢山いるように見受けます。そのような思いを無くすためには、自身の徳を明らかにし、人様に親しむことに止まり日々楽しく歩むことです。
自分の人生の未来を楽しく描けない人には人は近寄らないのだと私は師にそして人生の指南書に教え導かれました。今夜は「にんげん学」京都講座「老子を読む」自然に帰れという話しです。要は外の世界に惑わされるなという話し。明徳を明らかにすることです。会場で楽しくお待ちしております。人生は外に在るものに気づき、そして内に在るものに目覚めれば楽しく過ごせるのです。
明徳を明らかにするとは「因果応報」の考え方を捨てることであり、何か善いことをしたから見返りがあるというような打算では、どなたも親しんでお付き合いはしてはくれないことを確かにしましょう。善に止まれば功利的なことを考えずとも繁栄はもたらされます、安心して道理を歩みましょう。新しい週の始まり今日も楽しく自分に目覚めましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
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境内の柿の木、木に残っているものもあれば、落ちているものも、先日八幡浜の一生園のOさんがある程度の大きさになるとミカンの生長を見て摘果というものをするというお話を伺いました、それでパチリ。自然に仲間を守るのが自然界なのかな、と大いに考えさせられました。どれほど私は人様に守られ助けられているのでしょうか。