上から率先

おはようございます。

今日から一泊二日、CMA主催「管理職研修」が開催されます。この度の研修はとても嬉しく感じています。何故かと申しますと「社長以下管理職」の方20名の方の参加だからです。このような会社は必ず生長進化し社会貢献するからです。
管理職の方々から率先して学ぶという会社の文化が素晴らしい、きっと社員さん達も素晴らしい方が多いのでしょう。
論語、為政(いせい)第2、20条「季康子(きこうし)、問う。民をして敬忠にして以て勧(すす)ましむるには、之(こ)れをいかん。子曰く、之れに臨むには荘(そう)を以てすれば則(すなわ)ち敬。孝慈(こうじ)なれば則ち忠。善を挙(あ)げて不能を教うれば則ち勧む。」
意は「魯(ろ)の大夫の季康子が、民(社員)をして自分を敬わせ、自分に忠義を尽くさせ、又仕事に励むようにさせるにはいかにしたらよろしかろうか、と質問した。これに対して孔子は、もしあなたが民(社員)に臨むに当たって言動をかりそめにせず、荘重な態度を以てすれば、民はあなたを敬うであろう。又あなたが家庭において親に孝、子どもに慈愛深い、つまり心の誠をあらわして行くようにすれば、民(社員)もあなたに忠義を尽くすであろう。又民(社員)の中、善行ある者をあげ用い、無能力者を棄て去ることなく、ねんごろに教え導くという風にして行けば、民(社員)はおのずから仕事にはげむようになろう、と答えた。」
孔子の答えは読みますと当たり前で普段に出来ているように思えますが、はてさていかがなものでしょうか?心学は自身の言行をチェックする鏡です。
今日入山されます管理職の皆さんは上記のような思いで入山くださる、上の立場であるからこそ率先して自らを正そうとする行動であろうと喜んで楽しみにお待ちしています。
孔子は「務本(むほん)の学」を説きました。務本とは「人生を確立するために務める本は何に因るか」ということです。本を務めることを生涯としたのが孔子です。孔子の務本とは「親孝行、兄弟愛、師を敬う、友に信義を尽くす、社会に出れば年長者を敬い、下の者を導く」という務本に徹したことで多くの人々に親しまれ、今日も論語を学ぶ人を多くするのです。それに私は憧れますし、務本を志したお陰で今日も素晴らしい人様と出会える喜びを得たのです。
まさしく縁尋機妙(えんじんきみよう。よい縁がさらによい縁を尋ねていく仕方が実に機妙であるという意味)。多逢勝因(たほうしよういん。よい書や人に交わっていると、気づかないうちに、よい結果に恵まれるということ)です。
心の有り様はちょっと見は成果がわかりにくいようでありますが、実は確かなものです。今日も素晴らしい縁を縁が運んで来てくれました、感謝ですね。出会いを大切にしましょう。一週間を振り返り週末を楽しく新たな課題を思い浮かべお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
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昨夕の夕日です。明日も懸命にやらなければと励まされます。