知とは

おはようごいざいます。

「にんげん学」神戸講座ご出席の皆さんありがとうございます。お暑い中そして連休明けにもかかわらず沢山のご出席感謝いたします。私も年齢を重ねても未熟者、少ないより多い出席者であってほしいと願っております。来月もお会いいたしましょう。一日一生楽しくお過ごしください。今が楽しくなければ楽しい明日はありません。
楽しく在るためにこのような考えも大切です。論語、為政(いせい)第2、17「子曰く、由(ゆう)、女(なんじ)に之(これ)を知ることを誨(おし)えん乎(か)。之を知るを之を知ると為(な)し、知らざるを知らずと為す。是(こ)れ知る也(なり)。」
意は「孔子は、子路(しろ)に向かってその名を呼び、由(ゆう)よ、なんじに物事を知るということを教えてやろう。自分の知っていることは、この事は知っておる事とし、知らない事は、この事はまだ知らない事であると、心にはっきり区別して認識するがよい。これが本当に知ることであり、それが又、更(さら)に知識を得ていく道である、と言った。」
由(ゆう)は、孔子の門人、仲由(ちゆうゆ)で、字(あざな)を子路(しろ)といいました。弟子の中、殊(こと)に勇を以て称されたが、ややもすると、自分のまだ知らない事まで分かっていることのように考えがちであった。そこでその性癖(せいへき)を矯(た)めようとしたのがこの孔子の言葉です。しかしこのことは、独(ひと)り子路のみに限らず、我々の日常経験にもよくあることです。我々としても、自分の知っておる事と知らない事との区別の曖昧(あいまい)なために、思わぬ過ちを犯すことの多いのを反省しなければなりません。
知らない物事に出会ったときは、その瞬間に尋ねるべきです。自分が知らない内容の話がされている時、何も尋ねないと、話がどんどんと先に進み、その結果何もわからずになってしまいかねないのです。
知らないことに出会って更に知識を得ていくチャンスに出会いながらそれを逃すようで在ってはならないのです。
知らないと言いますと馬鹿にされたり、軽く見られるのではないかと私たちは恐れてしまい、思わず知ったかぶりをしてしまうときがあります。これが一番の愚かなことです。
本当の知とは知らないことを知ったとき、知っていても出来ていない事を知ったときだと孔子は教えます。
知らないと言うことはこれから知ることが出来ると言うことですから、ちっとも恥ではないのです。知らないままにしておくことの方が恥ずかしいことなのです。日々を鬱々と過ごさないために知らないことを知る喜び変え楽しく歩みましょう。
5時過ぎ誠澄から無事富士山頂上に登頂したと連絡が入りました。あいにくご来光は雲に隠れて拝めなかったそうですが、隠れてはいてもいつもお天道様は私たちを見守ってくだされています。無事の下山を祈るだけです。
明日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです。大切な人の幸せをご一緒に祈りましょう。今日も皆様の一日が素晴らしい一日でありますことをお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
※お子様のことでお悩みの皆さん一度ご相談ください。お一人で悩んでおられるより解決の糸口が見えてきます。寺での寄宿生活も可能です。電話0774-44-5380。斯波最誠(しばさいじよう)までお電話ください。お待ちしております。
※「特定非営利活動法人NPO)こころのはな・時習館」。塾長、職員募集中。学校に行きにくい、会社に出にくい等々のサポートを行うNPOです。電話0774-45-5561。e-mail:sihba@kokorono-hana.com。ご連絡お待ちいたしております。ご連絡いただいた後に面接日をお知らせいたします。斯波最誠(しばさいじよう)までお願いいたします。
神戸ハーバーランドの夜景です。



お昼の冷やしそうめんです。暑い外から帰ってきての冷やしそうめん最高でした。ごちそうさまです。

時習館こころのはな 3Dプリンター創造塾 京都」で試作した「ボルト・ナット」です。凄いですね、是非このような技術を習得してください。