経緯

おはようごいざいます。

心華寺「月例・幸福開運祈願祭」並びに「盆・施餓鬼法要」お暑い中ご参拝ありがとうございます。お手伝いいただきました皆さんありがとうございます。身施歓喜の心で行える方の頭には必ず神が宿ります。
毎日修しておりますお護摩の最後の文にあります「布施歓喜」という言葉。布施を率先し歓喜の心で行う者に「最大の幸福が在る」と。皆様のお姿を拝見しておりますと正しく正しくという思いです。ありがとうございます。歓んで行える心になることそのものが、もうご利益と感じておられることが見て取れました、感謝いたします。
全国から「施餓鬼供養」をお申し込みいただきました皆さま確かに回向供養させていただきました、ご報告させていただきます。ありがとうございます。これからも日々皆様のご先祖様を供養させていただきます。
皆様のご先祖様を尊敬しますお姿に接し爽やかに汗を流しました。何事も土台、基礎、先祖供養が大事です。でなければ成長するに従い望みとは逆に倒れてしまうのです。枝(子孫)が大きくなればなるほど、根っこ、根本がしっかりしていなければ伸びようが無く不安定さを増すばかりです。
樹木は根の深さ、広さ大きさに順って成長するといわれます。私たちの家族も同様です。家族が結束し仲良くすればこそ繁栄し成長します。その根本が先祖供養です。
ご先祖様は「経糸(たていと)」、このまっすぐな経糸なればこそ「緯糸(よこいと)」が織りなすことができます。この「経糸緯糸」が確かにバランス良く織りなすことがなければ天地に伸びることは不可能なのです。ご先祖に感謝することが経糸を大切にすること、そして日々の暮らしを経糸に織りなす行為が「ポストにベストを尽くす」ことです。感謝の合掌がなければ経糸は弱り長く織っていくことは不可能なのです。この経緯が確かで無ければ継続は無いのです。
経緯、いきさつ、という言葉がここから生まれたのです。人生はなにごともこの「経緯」が肝要です。現在の緯糸ばかり大切にしたところで成長の足がかり、手がかりである経糸がなければ「織りようが無い、成長しようがない」ことを知るべきです。
物事の先後、始末をないがしろにすれば成長はないと知ることです。今日は愛宕寺「盆・施餓鬼法要」午前10時からです。おまいりお待ちしております。第二週の始まり感謝の気持ちを忘れずにお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。