防災の日

おはようございます。

9月、今月もよろしくお願いします。防災の日、何事も無いことを願いますが、何があるかわからないのが昨今。今月も気をつけて楽しく歩んでまいりましょう。
今夜は「にんげん学」京都講座「老子を読む」です、今月もご一緒に学んで下さい。学べばとにかく頑固にならず、人間関係の災いを防ぎます。防ぐとは和することですね。そうすることで防ぐ必要もなくなる、これがいい。
人生には不測の事態がつきものです。禍福はいつ来るか予測できるものではありません。禍福はあざなえる縄のごとしとも、どちらが訪れるにしても自然体で迎えるようにしたいものです。
「不幸の後には幸福が訪れ、幸福の後には不幸がやってくる」のが道理。昨日は私の感じる小さな幸せを書きました。小さなことに幸せを感じていますと、小さな不幸しかないのです。過ぎたるは及ばざるが如し、できるだけ生きていくうえで自分は幸福なのか不幸なのかとあまり気にしない方が良いように思います。良い人生か、そうでないのかも同様です。無心に誠意を尽くす、これが最高ですかね。
時折私は表面的なことに喜んだり悲しんだりするときがあります。子どもの頃泣いた時、母親が何か美味しいものをくれたり、優しい言葉をかけてくれたりしますと、泣き止んで笑顔に、私の笑顔を見た母親がよく「泣いた烏が、もう笑う」と言われたことを思い出します。このように思い返しますと、大人と子どもは違うと言われかねませんが、表面的なことに喜んだり悲しんだり余りせず、それを自然体で受け入れるようにすれば、心が惑わされることなく、現実をしっかり見ることが出来るようになるのではないでしょうか。
実際、私たちが影響されるのは物事そのものよりも、その物事に対する自分の態度、思う心です。物事に対する正しい態度、思いは、できるだけ冷静に落ち着いて、しっかりと地に足をつけて見定めることではないでしょうか。少し時間が経つといつも思うのです。そのために「心学」が大切です。そうしますと一時的な感情で喜んだり悲しんだり、落ち込みすぎたりしなくなるのではと考えます。
裕福だからと傲慢にならず、貧しいからと僻まず、楽しくても溺れず、悲しくても気を落とさない、思い通りにならないのはワガママです。感情を抑え、平常心を保つように心がけたいものです。
しかし人様と喜怒哀楽を分かち合えるような豊かな人間性を秋の夜長に学び心を養いたいと願っています。今月もご一緒に祈り学んでください。皆様の9月という月が素晴らしい月となりますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災の復興、豪雨災害の復興を祈り応援します。