初心に返る

おはようごいざいます。

10月、今月もよろしくお願いいたします。月初め、週の始まり、というよりも私は第一歩を大切にしています。そして、あれもこれもというのではなく、一つを確かにしたいと考えています。
愚直にとでも言いましょうか、器用ではありませんので、感情だけでは進まないと言うことです。しかし情熱を持って、いわゆる初心忘るべからずを大切にしたいのです。
先人や現在、事を為した方の多くが「一途」に歩んだ方です。基軸を確かにするからこそ一つのことで多くの方のお役に立てる。この事実を見ただけで勇気がわきます。
一つのことをやっていますと沢山のプラスがあります。何か問題が起きれば私たちの本能は「何とかしなければ」と思うのが当たり前。この当たり前をプラスにできるのは一つのことをやってきているからです。迷わずに原点に返ることができる。
一つのことをやって問題が起きたのですから、「弱点を教えられた」と受け止められるからです。しかし情熱と感情を取り違えていますと、「教えられた」とは受け止められないのが人間の弱点、短所でもあります。それは否定されたと受け止めてしまうからです。これではいけません。
問題は「人生の転換期だと受け止めること」です。私が「心学を大切に思うのは」、心、意識模様を「言葉で示し教えてくれた点にあります」。反対や、否定としか受け止められなかったときは、腹が立って、悔しくって、言われたときのまま時間も成長もストップしていました。
そして指摘してくれた人を恨んだり、怨むのは良くないのは当たり前ですが、それ以上に悪いのは、指摘された腹いせに「相手の悪口を言うという卑劣な人間に成り下がる」という愚を犯すことです。このように情けない人間となってはいけません。
人間の成長をストップさせるのは問題を試練と受け止められない己の思考に問題があるのです。言葉を換えれば逃げているのです、逃げているのは相手からではなく、自分から逃げているのです。逃げないためには問題が起きたら「初心に返る・夢を思い出す。志を確認する」ことです。
今月もいろいろな苦楽と巡り会えることでしょう。苦と感じたときは己の未熟を知り、楽を感じればお陰様と感謝する月としましょう。明日は「にんげん学」一宮講座、明後日は東京講座共に「論語を読む」です。己の心を読むのが「心学」。お目にかかれますことを楽しみにしております。
今月もよろしくお願いいたします。張り切りすぎずにスタートしましょう。良い一日になりますようお祈りいたします。
昨日神戸にありますF株式会社創業者、名誉会長Y氏の「お別れの会」に参列させていただきました、この方にも一途な生涯を感じました。F社さんは心華寺研修に25年来ご活用いただいております。帰りにちょうだいしましたお供養の中に入っていました「しおり」の中に書かれてありました名誉会長の言葉に感銘を受けましたので紹介いたします。
「ウチは技術が足りん。その分、材料だけは飛び切り 良いものをつかわないと お客様に申し訳がない。」心よりご冥福をお祈りいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
 私たちは東日本大震災並びに各地の豪雨災害の復興を祈り応援します。
ひまわり見事でしょう、そしてキンモクセイ、香りが届けば良いのですが?


NPOこころのはな、合宿協働生活「時習館こころのはな」のカリキュラムの一つ「そば打ち」を講師の糸井先生に「新そば粉」を使って披露していただきごちそうになりました。そば打ちを習いたいという方も是非どうぞ。糸井講師は名人ですよ。













打ち立てのソバです、ごちそうさまでした。