脱皮

おはようごいざいます。

鏡餅の上にエビを飾るところがあります。またエビはお祝い事によく使われる料理の一つでもあります。お節にも必ず入っています。食べても美味しいですよね、大好きな食べ物の一つ。何故エビは縁起の良い食べ物と言われるのでしょう。
結婚式の料理などでもよく用いられます。それはエビは身体が曲がっているから、男女が腰の曲がるまで、すなわち老年に至るまで長生きをして共に添い遂げるという意味でめでたい象徴としてこれを使うというのです。
もちろん上記のようなこともありますが、エビは硬い殻をかぶっていますが、実は生きている限りは際限なく殻を脱ぐのです。殻が固くなるとすっぽりと脱いでまた柔らかくなるそうです。
季節で言いますと、たいてい秋になりますと物がこわばり、落葉します。エビは秋になるとやはり殻を脱ぐそうです。すなわち生きている限りは、いつまでも殻を脱いで固まらない。常に弾力性を持っているのです。そこから、いつまでも老いない、固まらない、常に若さを保ち続けるという意味で、すなわち「永遠の生命、永遠の若さをシンボル」とするのだそうです。そこでエビを使う意味があるのです。
私たちも常に「因循姑息を脱皮して」始終殻を脱し、修正すべきは素直に修正してこそ、きわめて弾力的に溌剌と若さを失わずにいて初めて成功というものを手に入れることができるのです。
教えられることをいやがり、指導されることをいやがる。人間は案外早く型にはまってしまい、こわばってしまい、ひとり肉体が動脈硬化になるばかりでなく、能力が、精神が、人格が、動脈硬化になってしまうのです。この殻を脱ぐことが非常にむずしいのです。
最初は教えてもらいたがるが、日にちが経ったり、教えが深まったりしますと、いよいよ耳障りの悪い言葉を聞きたがらない、都合の良いことを聞いてしまいますと硬くなる、こわばってしまうのです。
知識は行動してこそ知識(知の働き)であり、覚えるためではないのです。その殻の中に閉じこもり、いわゆる型がきまってしまって、小成に安んじてしまうのです。そしていよいよ教えを疑う、教えを疑うことは人を疑うことです。これを本末転倒といいます。
心学を修める所以がここにあるのです。常に柔軟性を保ち、日々新たにできる、探求的精神態度を持することができれば、新たなる喜び、創造性が開く可能性を大とするのです。
今日も柔軟に脱皮をしましょう。そして新たな喜びと出会いましょう。良い一日をお過ごしください

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌 
不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話での相談を受付ております。0774-45-5561までどうぞ、お待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。お母さんのダイヤルを回す、キーを叩くちょっとした少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
どのようなことでもお話しください、抱え込まずに相談する勇気がお子様の勇気となります。お待ちしております。
※2月 1日(日)炎の祭典・節分会・星祭り開運厄除け「採燈大護摩並びに火渡り行法要」。午前11時。節目の節分に護摩を修し運気を向上させましょう。
※添え護摩祈願のお勧め。一年の星回りを良くするのが節分会・採燈大護摩法要です。護摩木に心願を書き祈れば大願成就。祈願護摩木一本百円。お申し込み下さい。
添え護摩祈願は添え護摩木に祈願を書き入れ護摩の火に投じお焚きあげします。燃えれば消えてなくなります。天に願いが届くのです。成就したのです。このような思いになり事業を成功した方、大願を成就された方が多勢おられます。なぜかと言いますと、天に届いたという安心感から成否を越えて日々仕事に携わり暮らすからです。その迫力、気迫に人様は感動し圧倒されるからです。
※火渡り行:燃えさかる護摩の残り火の上を素足で歩く荒行。火渡りを行ずることで厄を払い、星回りを良くし、開運厄除け、一年無病息災のご利益。
※豆まき:厄年、当たり年の人は当日におまいりの上法要会場でお申し込みいただければ豆まきにご参加いただけます。
※接待:開運雑煮、白玉ぜんざい、樽酒、無料接待、数に限りがありますのでお早めに。