霊性を大切に

おはようごいざいます。

新年1月も最終週となりました。お正月気分も払拭しなければいけませんが、今夜と明晩は「にんげん学」小倉初講座、神戸初講座ですやはり年始の挨拶は交わさなければいけません。
言葉というものは不思議な働きを持っています。不思議なとは言ってもやはり当たり前のことです。「言霊(ことだま)」とは正しく言い得て妙、私たちは言葉で考え、言葉で意思表示をし、行動を決定します。それは「霊(れい)」という「精神の中に在る魂(たましい)が言葉によって引き出される」ものだからです。ですから善言は善言として用いなければ、自身の魂を「自身で傷つける行為」となり、「霊性を損なう行為でもあり」、「人間的魅力を自ら損なうこと」です。
言霊を大事にすれば「インスピレーション、発想、霊感が強まることになり」、強まることで「社会に役立つ発想、ヒントのひらめきが多くなる」のです。社会に貢献する、できる発想が無ければ安泰は得られず、繁栄もないのです。
ですから言葉を知っても言霊・霊性の存在を気づき大事にしなければ霊感もインスピレーションも発想も湧かないのです。
やはり一番に言えることは普段、日常に如何に言葉を大切に使っているかです。小さな積み重ねがここ一番に霊性を高める一番の要素だからです。
良い言葉、真理の言葉はやはり「良いこだま」となって反ってきます。逆に悪い言葉はやはり「悪いこだま」となって反ってきます。このような簡単明瞭なことは誰でも解っていることなのですが、なかなかどうして実行できない、だからこそ言葉を大切に己の行動原理にする者は成功を収めるのです(生きがいが在る安寧、充実感)。
言葉を発するということは「お互いの目標実現のために発する、人様との融和を図る」ことを忘れてはいけません。「良いこだま」となって反ってくるために発していることを忘れてはならないということです。
そのためにも利害・損得の世界から一時避難して「心を静める心学を修める時間が大切」です。どのような状況の中でも可能などと自惚れないために、「心の土台を確かにすること」です。
場当たりで言葉を発し、行動原理としていない人は、実は「自分を偽っている、自分に嘘をついていることに気づいていません」だから、いくら「良いこだまを願っても反ってこない」のです。それは天はそのような行為を見逃さず、相手に言葉が届かないように、相手から見えないようにしているからです。天網恢々疎にして漏らさずです。
天に意思がない、天に耳目が無いなどと侮ってはなりません、天地の和合が無ければ何一つ生命が育たず、大地も破壊され、人の命などは塵芥の如く翻弄される現実を見ればよくわかるはずです。天は非情です、非情だからこそ天地の和合を為すために人の道として生かすことができることに気づき感謝しなければなりません。感謝して天地の上で暮らさなければならないのです。
私たちの感情という表面は、外気に当たれば反応し、外音を耳すれば反応し、他の行動を見れば反応するのです。それは迷うため、惑うためではなく、客観的に確かな反応をするために反応しているのです。そこに敏速に正しい反応をするために「心学による言葉、語を身につける、心の土台を作る大事がある」のです。養えば「長養」すること、養い続けることが重要となるのです。それが「心学」です。
どんなに知識を得たとしてもその対応で発する言葉が違えば反ってくる反応が違ってくるのです。今夜は小倉初講座、明晩は神戸初講座、今年初めての講座です、是非お運びください。今日も素晴らしい一日でありますよう。
昨日まで心華寺で開校されました「M&Uスクール」受講生の皆さん、新年1月の最終週を充実した週としてください。今年もよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌 
不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561、お待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
どのようなことでもお話しください、抱え込まずに相談する勇気がお子様の勇気となります。お待ちしております。
「にんげん学」小倉講座に来ていつもホテルの窓から見る景色なのですが、小雨が降る中、煙突から流れる水蒸気が,オレもがんばってるからお前もがんばれよ〜と励まされているように感じ近くまで行って撮ってきました。何なんでしょうかねこの気持ち。