寄せては返す

おはようございます。

昨日はとても温かなお中日でした。心華寺「彼岸会法要」おまいりありがとうございます。全国から「春の彼岸回向」をお申し込みいただきありがとうございます。「回向之証」をお送りいたします、これからもご先祖様への供養を一層のものとしてくださいますよう。改めまして日々皆様方のご先祖様への供養を怠らず勤めさせていただきます。
いつも書いていますが、先人が恒例行事を作って下されたお陰でいろいろな気づきがいただけますし、やるべきこともできます、ありがたいですね。これはやはり恩に報いなければ罰が当たります。
世の中に何をしたらよいのか解らないということをおっしゃる方が在りますが、先ずはご先祖様を敬う、親孝行をするということをなされば、どんどん為すべき事が見えてくるものです、私は師の教えに随っていろいろなことが見えてきて今日が在ります。
世の中とは「寄せては返す波の如きもの」「こだま」です。「墨子(ぼくし)・兼愛篇(けんあいへん)」に、「人を愛する者は必ずその愛ゆえに人々から愛され、人を利する者は必ずその利ゆえに人々から利を与えられる。人を憎む者は必ずその憎悪のゆえに人々から憎まれ、人を害する者は必ずその害ゆえに人々から害される。」。
いかがですか、この墨子の言葉、「なるほど、そうだよな〜」と感心する人は多いのではないでしょうか。感心されたら実行し続けることが大切です。
実際、寛大で豊かな人は「人々に与えるほど自分がゆたかになるという感覚の持ち主が多い」ものです。
たとえば、人と付き合いますとお互いの考え方や感情が行き来しますが、「自分の気持ちを相手に伝えたことで自分の気持ちが減ることはない」のです。逆に、「相手に多く伝えるほど自分が得られるものは多くなり、今まで以上に豊かな気持ちになり、考え方にも深みが出てくるもの」です。
感謝の念が大きくなれば感謝する人との出会いが多くなります。今日もご先祖様に感謝しご家族でお話しするという休日にしてはいかがでしょう。いい休日をお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
サンシュの花が咲きました。


小さなスミレに目と心が惹きつけられました。



「銭洗い辯財天様に楠の葉が浮いた姿」が何ともいえず。これから楠の葉がいっぱい散る季節、楠の秋です。

不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
どのようなことでもお話しください、抱え込まずに相談する勇気がお子様の勇気となります。お待ちしております。
「こころのはな」は「自分が自分にチャレンジする空間」です。自分で一日のスケジュールを考え、やりたいことをやり、学びたいことを学び、聴きたいことを聞くという「自分チャレンジ」の空間、自分で未来の扉を開く空間です。