先祖還り

おはようございます。

今日はお彼岸のお中日ですのでご先祖様への供養のために寺まいりお墓参りをなされると思います。是非おまいりください、気持ちがスッとしますよ。心華寺では午前10時から「彼岸会法要」を勤めます、どうぞおまいりください。
ご先祖様に感謝を捧げることは日々先祖還りをすることを行っているのです。循環が正しく行われませんと、確かな進化は得られません。継続する事が無ければ進化しないのです。今現在在ることにご先祖様に感謝すればするほどしっかりと成長進化することは先人の信心の厚い人の姿を見ますと歴然としたことです。
親を大切にすることも、兄弟と仲良くすることも当たり前といえば当たり前のことです。家庭生活は社会生活の縮図です。日々の暮らしのベースが家庭です。暮らしの中では「すべてがさらけ出されています」。ここが大事なところです。家庭の中で「親は親らしく在(あ)り」「子は子らしく在る」ことが親子関係を確かにするのです。
親子の葛藤は社会で葛藤したときの訓練となります。矛盾や葛藤を感じない現実はあり得ません。葛藤や矛盾を乗り越え解決するには「慈悲道・仁道」を歩むことです。お互いの思いやりの心で乗り越えることが「慈悲道・仁道」です。
その第一歩が「ご先祖様へ日々お仕えする姿を子ども達に示すこと」です。顔を洗って朝食を食べて直ぐ会社に行く、というような生活パターンでは人間的な豊かさやゆとり、慈悲道・仁道は歩めません。
なぜ直ぐ会社に行くようではいけないのかといいますと、自分の事しか考えていない行動だからです。慈悲道・仁道、人を思いやる道、生き様とはほど遠い在り方だからです。
最も身近な子どもや家族にそのような姿、行動を見せて行きますと、自分勝手な行動の人間性を日々示し養っているようなものです。人を思いやるという社会人として大切な気性になる大人に育たつ道理はないのです。
知識、技術は道具です。その道具を「人様の為という慈悲道・仁道」に沿って生かすことで、「あなたという存在が確かなものとなる」のが「人の道」です。「人が人になれるかなれないかの境目が日々の在り方」です。
どのような世間でも自分の事しか考えない、人を思いやることもしないような人間を大切にすることはあり得ません。
人生の根本の道が「日々ご先祖様への感謝の祈りの道」です。そして慈悲道・仁道を実践するために私たちは学び技術を習得していることを忘れてはいけません。要するに人様に生かせないようでは知識を得、技術を習得してもどなたもあなたを生かしてくれるはずがないのです。真に自愛の心、自分を大切にする心を持っていませんと「人生の土台が築けない」のです。人生の土台が「慈悲道・仁道」です。自愛は「人としての規範」となり、「相手のためになるように行動すること大本の心」です。
名を為している人の多くの方々が一様に発している言葉が「親孝行をしたかったから」という言葉です。
子どもの頃、世間も知らず、知識もなく、物事の道理も知らないとき、親の言葉に矛盾・葛藤を感じた人は多いのではないでしょうか。「家だから親だから反発できた」のです。その反発を社会ではできますか「できません」その真実、事実を知ったら、私たち親の姿勢が人生の要道を日々教えているのだということを自覚し、先ずご先祖様へお仕えする姿を示すことです。
習慣は第二の天性と申します。日々黙々と繰り返す姿こそ大きな教育、躾であることを知りましょう。午前10時から法要が始まります。お子様、お孫様と共にお出かけ下さい。
家族で慈悲道・仁道を歩むためにお互い深い愛情で葛藤・矛盾を乗り越え、葛藤・矛盾のない家庭、社会をつくる一歩として下さい。ご先祖を敬うという根本の道を歩むことで人間性を豊に育み家運は安泰となり、家族も豊になっていきます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
皆さんへのお供養です「ばら寿司かす汁、ほうれん草のおひたし、ぼた餅」です。KさんGさんありがとうございます。

不登校・ひきこもり自立支援・一時避難のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
どのようなことでもお話しください、抱え込まずに相談する勇気がお子様の勇気となります。お待ちしております。
「こころのはな」は「自分が自分にチャレンジする空間」です。自分で一日のスケジュールを考え、やりたいことをやり、学びたいことを学び、聴きたいことを聞くという「自分チャレンジ」の空間、自分で未来の扉を開く空間です。