働いてもらうには、働くこころは

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。3月は去り4月も三分の一を過ぎようとしています、時間は大切ですね、このようなことは言われなくてもわかっていますという言葉が返ってきそうですが、あせることはありませんが、やはり時間は大切に生かすべきです。
論語の素晴らしさは立場立場、どんな立場にあったとしても生かせることです。そしてリーダー論や人としての在り方を親切に説いております。一宮講座では今、子張(しちよう)第19を読んでおります、新しい風が吹いている今にはタイムリーな話、10条に「子夏曰(しかいわ)く、君子は、信ぜられて而(しか)る後に其の民を労(ろう)す。未だ信ぜられざれば、則ち以て己を窅(や)ましむと為す。信ぜられて而(しか)る後に諫(いさ)む。未だ信ぜられざれば、則ち以て己を謗(そし)ると為す。」
人が動いてくれるかどうかは先ず自分が人様に信じられることだと子夏はいいます。信頼を得ることが、社員の方、後輩の方に元気に楽しく働いてもらうには肝心なことだと説いています。
上の立場にありますと、社員の方や部下の方は動いて当然、働いて当然との思いから、信頼を得るにはどう対するべきかなどということを考えも思いもしない社長や上司が、いわゆる現代のブラック企業などといわれているのではないでしょうか。
上に立つ者は人様に対するに当たり、まずは自分の身に信義を守ることです。その結果、社員からも取引先からも信頼を得るようになるのです。部下に信じられるようになって初めて、その部下に仕事とを命じて労苦させることができるのだと説き教えます。
信頼を得て仕事をしてもらいますと、部下の人は労苦に服しても上司を怨むようなことはなくなり、どうすれば事がなるか、成果が出るかを考えるようになるのです。
これに反し、まだ部下の人から信頼を受けずに、部下を労苦にかり出しますと、部下は私たちを苦しめるためだと考え、ますます心が離れ業績は悪化します。
下の立場にあっても同じです。上の人から信頼されるようになって初めて上の人を諫めることをすべきです。でなければただの不平不満としか聞いてくれません。信頼を得ずして何かを言いますと、上司を謗(そし)る者として、人間関係が上手くいかなくなるのです。
どのような立場にあったとしても「信頼は大事だ」ということです。そのためにも自分の立場を弁(わきま)えて感謝し仕事をすべきです。
今夜は「にんげん学」東京講座「論語を読む」。東京地区の皆さん会場でお会いしましょう。小さな幸せに感謝しましょう。楽しい一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
※学校にいきづらいなぁ〜・行きにくいなぁ〜、会社にいきづらい、でも何とかしたい、自分の夢を追いたいなぁ〜、したいことをしたいなぁ〜と考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」で「心を潤してみませんか」、いつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気を少しだけ出してみません?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。