66年

おはようごいざいます。

愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいりお手伝いありがとうございます。月数度おまいりくださるTさんは89才、もう66年愛宕寺におまいりしていただいております。すごいですね私が2才の時からです。昨日も皆さんに「お赤飯のご接待」をしてくださいました。ありがたいことです。このように感謝のお気持ちを形に表してくださる、Tさんありがとうございます。
嫁入りされた翌日にお舅さんに愛宕寺におまいりに連れてこられたそうです。以来66年、毎月数回おまいりを欠かさない頭が下がります。足腰もすべて達者、凜として素晴らしい年を重ねています、私は言うに及ばず皆さんのお手本。
また同じ年のYさんも昨日はお元気なお顔でおまいりくださいました。昨日はお二方にますます心身健康でいていただくために護摩祈願の「肌着」を米寿を祝いプレゼントさせていただきました。お二人は他の信者さんのお手本です、これからもお元気におまいりください。
TさんYさんは将軍地蔵様の教えそのままに歩んでいます。お地蔵様をたたえます「地蔵嘆偈(じぞうたんげ)」文があります。お地蔵様はお釈迦様の依頼を受け、私たちが生まれ変わり、死に変わりしている「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上」の六つの世界の悩みを救う誓願を立てています。ご紹介しましょう。
釈迦牟尼如来の依頼を受けて
この世に出でし地蔵尊
地獄の責め苦を替わりに受けて
飢えに苦しむ餓鬼を救う
哀れみ畜生導き給い
わめき争う阿修羅をさとす
生死に迷う人間を助け
清浄世界の天人を度す
南無地蔵願王尊と合掌礼拝み名唱え
この世、次の世幸福に満つ
南無地蔵願王尊さま
南無地蔵願王尊さま
南無地蔵願王尊さま
地蔵真言 おんかーかー かびさまえいそはか(帰命(きみよう)し奉る地蔵尊 不思議な尊者 あなかしこ(ああもったいない、恐れ多いという意味))」。
お地蔵様はこのようにすべてのものの苦しみ、悩みを聞き助けてくださいます。私のお守りしていますお地蔵様は分けても「将軍地蔵様」ですので、さらに強いお働きをなされるのです。ですから安心して仕事に精を出すことができるのです。Tさんも不安無く人様が喜ばれることを願いお商売をやって大繁盛させました。Yさんのお子さんはお医者さんになられ多くの人の病苦を救っておられます。
「地蔵」という名前は「大地のすべてを愛し」、全てをつつみ、全てを育むことから「大地のように大きな慈悲の仏様ということを表しています」。
苦しいとき、悩むとき、心静かにお地蔵さまを念じ、両手を合わせて一心に祈りましょう。「右に仏 左に凡夫(私たち)と 合わす手の なかにゆかしき 南無の声」と感じ、一心にお地蔵様に念じることです。
心から念じますとお地蔵さまと一体になることができるのです。お地蔵さまの心をお迎えすることができるのです。地蔵さまのご詠歌にも「六道能化の地蔵大菩薩、みちびき給え、この世、のちの世」とあります。永遠に導かれるのです。
TさんYさんは教えの通り歩んでおられるのだとお顔を拝見し感じます。表情はお地蔵様のように柔和、優しいお顔。そして何よりも愛宕寺は小さな小さな檀家様一件も無い寺。その寺が戦後直ぐに建立され70年信者の皆様の信仰の力で支えられてきたことに感動しています。ご本尊様はもとより皆様の厚い信心の賜と感謝しております。万分の一でもお返ししなければと日々お仕えし祈っています。
信じるとは豊かな心の証、豊かな人に出会えたことが幸せです。今日も豊かに過ごしましょう。皆様にとり今日も良い一日でありますように。
今日から一泊二日で心華寺では「M&Uスクール」が開講されます。受講生の皆さんしっかりと受講ください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
Oさんからの昨夜のお供養です。アワビの酒蒸し、甘鯛の塩焼き、肉じゃが、昆布の甘煮、毎月美味しいお料理ありがとうございます。ごちそうさまでした。

お寺の前の小公園のつつじです。


今年のNHK大河ドラマは「花燃ゆ」下関も歴史の町です。昨日夕方目医者さんに行き、近くに「高杉晋作奇兵隊が決起した神社、大歳神社」の前に銅像がありました。

銅像の後ろに見えるのは「海峡夢タワー」です。

※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気をお父さん、お母さん少しだけ出してみませんか?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。
※毎月第一日曜日午後2時より無料相談を行っています。気軽にお出かけください。先ずお電話をいただければありがたいです。0774-45-5561(斯波(しば)までお願いします)。東京、大阪、名古屋、神戸、下関、北九州小倉は毎月行っております、どちらの場所でも結構です。各地でのご相談日、お時間はお電話でお問い合わせください。
※反ナチ運動組織のニーメラーの言葉に由来する詩。1945年頃に書かれたと言われています。
ナチスが最初共産主義を攻撃したとき私は声を上げなかった。私は共産主義者ではなかったから。社会民主主義者が牢獄に入れられたとき私は声をあげなかった。私は社会民主主義者ではなかったから。彼らが労働組合員たちを攻撃したとき私は声をあげなかった。私は労働組合員ではなかったから。彼らがユダヤ人を連れて行ったとき私は声をあげなかった。私はユダヤ人ではなかったから。そして彼らが私を攻撃したとき私のために声をあげる者は誰一人残っていなかった。」
いかがですか、耳の痛い内容です。この種の状況は「イジメを見て見ぬふりをするのはイジメの加害者と同じ」です。しかし私たちも見て見ぬふりをしただけで加害者呼ばわりはされたくありません。だからこそ周りの人で困っている人を見かけましたら、是非「NPOこころのはな」を教えてあげてください。お願いします。