心遊

おはようございます。

心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」大型連休の中おまいりありがとうございます。心遊(しんゆう)、私の造語ですが、祈りは心の遊びともいえます。車のハンドルにも遊びがありませんと、カーブを曲がれませんし、怖いものです、そんな車には乗りたくありません。人生は紆余曲折、真っ直ぐな道程はないのです。
心も同じです。日常から少しだけ離れた心の余裕を持つことも大切です。現実にだけ囚われて生活するようでは、せっかくの人生を楽しめません。
自分だけの三昧(心を一つのものに集中させて,安定した精神状態に入る瞑想の境地)の世界を持つべきです。読経三昧、座禅三昧、掃除三昧等々。このような境地を一度体得しますと、迷う、行き詰まるという思考停止の状態に陥らなくなるのです。
何か問題が生じたとき読経する、座禅をする、写経をするという現実とは違った対象に心を向け、現実から距離を持って対しますと、今まで見えていなかった物が見えてきて事の解決が成るのです。決断力にもなります。
人は目標を持つからこそ問題が生じ、問題点が見えてくるのです。目標を持たなければ苦しい現実しか感じず、何の解決法もなく、ただウロウロする人生しかなくなるのです。
心遊は「心友・親友」に通じ同志ができます。また問題が生じたとしても原点に戻る勇気となり、問題が起きたとき意地を張り言い訳するような愚かな行為もしなくなり、素直に物事に対処できるのです。
だからこそ友が現れ助けてくれる。ブレーンを多くするというおまけまでついてくるのです。教えは「大道」なのです。人生の道を行き交う道中には友になる存在が在ることに気づくことです。自分の事しか見えていないようでは、親友、心友とは出会うべくもありません。
誰かに助けて欲しいと願いながらも素直になれずに友を失うようであってはいけません。素晴らしい人は世間には沢山おられます。
心遊をしましょう。良い休日をお過ごしください。今日は中休みしなさいと天が雨をもたらしてくれているようです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
皆さんへの昨日のお供養です。Kさん、そしてお手伝いいただいた皆さんありがとうございます。「NPOこころのはな」農園で獲れたお豆さんで作った「豆ご飯」美味しかったですね。

お供養を終えた後に「屋根より高い〜鯉のぼり」を皆さんとご一緒に歌い、時間の許す方に残っていただき「カラオケ」を楽しんでいただきました。