制約と大道無門

おはようございます。

今日は第一日曜日ですので心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。どうぞおまいりください午前10時から私のお話と、そして皆さんとご一緒に「読経、護摩」を奉修いたします。いいですよ、唱和は、何とも言えない心地よさです。
社会はとてもありがたいものです。どこでも受け入れてくれます。しかしどこでも受け入れてはくれますが、制約(制限や条件をつけて,自由に活動させないこ)があります。
これは致し方がないことで、制約、不自由があってこそ真の自由が得られます。今日は「憲法記念日」。
制約があるからこそ面白味のある人生、生きがいのある人生となるともいえます。乗り越える快感を覚えますと、やる気を失わなくなるからです。自己実現を達するには小さな目標をクリアーすることをクセづける、身につけることだと私は皆さんにアドバイスします。乗り越える悦びを体感、魂に刷り込みますと、不退転の意識が生まれるのです。そうしますと自然に目標値を高くしていけるのです。
「鳥居門」を皆さんのお力で建立させていただきました、鳥居門の「扁額の字」を私の師匠にお願いし書いていただきました。「大道無門」という字です。
これは私が御仏の教えに引かれた第一要因だった言葉です。「大道に門無し」、「大道を歩むのに門はないよ、制約などないよ」と教えるのです。
社会は「制約」があります。制約も「知識」「技術」「時間」「成果」等々いろいろな制約が同時に存在しています。
私がどんなに努力精進したとしても、努力が追いつかないときがありました。そのときに「御仏の教え、心の在り方が」私の「目と心に飛びこんできた」のです。「これだ」と魂の中に「稲妻」が走りました。それが「大道無門」。
それまでの私は「社会に見捨てられた」と自信喪失、茫然自失でした。ところが大道無門の教えを感じた途端「目の前が開かれた。目の前に自分の人生の道筋がイメージできた。達成する己を見ることができた」のです。
それからの私は孤独感がなくなり、イキイキと祈り学ぶ日々と成ったのです。
その姿を見て先輩、師匠が私に相応しい仕事、お勤めを用意してくれるようになったのです。それまでは「なんで?」という他者に対しての不信感と愚痴、不平不満、そんな面白くない表情態度を取る後輩に誰も手を差し伸べてくれるはずはないのです。
人のために何もできないこともわからず、自分勝手な努力と自惚れで信用を得ようなどと、浅はかで身勝手な考えだったことに大道無門の教えで気づかされ知ったのです。
困難な事や、至難な事態や孤独感が生じる時ほど「いつも側に知恵の神である辯財天様の存在を実感するようになった」のです。一人ではない、いつも見守ってくだされているという思いが「ヤル気と自信を失わせない」のです。
3月末から心華寺へ新入社員研修に参加された皆さん、制約を体験して一ヶ月、ご自分の実力を少しは実感したのではないでしょうか、連休中に将来に亘り、ライフワークとして何を学び鍛えるかを確かにすべきではないでしょうか。
また上の学校へ入学、進級された皆さんもしっかりと的を絞って勉強すべきことを速やか選別、選択しなければ、エネルギーを注ぎ込めず、ただうろうろしてしまうことになります。
学問、学びは門無し、制約はありません。だからこそ制約の中で体感したことから何をキャリア、スキルとして積み上げていくかを明快にすべきです。制約、ルールは生涯社会の仕組みとして存在するからです。
さあ皆さんご一緒に祈りましょう。あなたの「守護神として金港辯財天様は寄り添っています」。守護神のパワーを信じますと自分が考えも及ばないパワーが湧いてきます。不思議です。午前10時からですお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
観音様も青葉の光背で輝きを増しています。

いろいろな花が、棕櫚の木の若芽が珍しいですね、紫陽花も花の準備です。





Wさんと。Wさん遠路ありがとうございます。古酒美味しくちょうだいしました。



法要後のお供養に使ってくださいとKさんが「サヤエンドウ」を持って来てくださいました。お昼が楽しみです。

※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、お子様に何か「おや何か変だな?と感じ思うことがありましたら」いつでもお電話ください。早いほうが良いと思います。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。
ご両親のダイヤルを回す、キーを叩く少しの勇気がお子様の希望の火を灯します。HPもご覧になってください。
「こころのはな」は「自分がやりたいことにチャレンジする空間」です。自分で一日のスケジュールを考え、やりたいことをやり、学びたいことを学び、聴きたいことを聞くという「自分の扉へノックする」空間です。自分で未来の扉を開く空間でもあります。
皆さんとご一緒に生活する仲間もおります。