一言で

おはようごいざいます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。連休明けでしたが皆さんにご出席いただき感謝いたします。朝早く出たのですが、先月とは違い明るく気持ちよく運転してきました。
来月の「にんげん学」は6月は4日(木)です、そして翌日6月5日は中部地区・心に華を咲かそう会「チャリティゴルフコンペ」、両日共に宜しくご出席ください。チャリティゴルフコンペへのご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。
昨日は論語、子張(しちょう)第19の最後の条、陳子禽(ちんしきん)という人が孔子の弟子、子貢(しこう)を師より勝れていて、賢いのではないですか?と子貢を讃え、子貢に戒められる話でした。
陳子禽という人は子貢はよく知っていて親しくしてはいるが、師の孔子をよく知らなかったのかもしれません。また子貢と親しいばかりに、師である孔子より子貢のほうが勝れているのだが謙恭(けんきょう)の心から、へりくだっているのではないですかと、その言葉を子貢が諫(いさ)め、戒めた話でもあります。
このようなことは身近な話として今日でも沢山あります。褒められたり、認められたりしますと、自惚れが生じ、恥知らずな人間になってはいけません。
親や師があってこそ今日があることを忘れてはならないでしょう。一人で物知りになったような勘違い、錯覚はいけません。このような態度ほど己を貶(おとし)めることはないのです。言ってみれば恥を知らない、とでもいうのでしょうか。
子貢はこのように言って陳子禽を戒めています「君子はただ一言を以て知者とも見られ、不知者ともみられるものであるから、言葉はくれぐれも慎まなければならぬものである。」と。
さすが孔子の弟子子貢です。褒められたとしても、自惚れもせず、逆に戒めている、人間は真の知者でなければこのような態度には出られません。普段は子貢を師と思い、教えを乞うている陳子禽ですので、その人の心が離れることを恐れ、傷つけていけないとして褒め言葉を受け入れてしまうのが人情では無いでしょうか。
ところが逆に、そんなことを言ってしまっては君子であるあなたは不知者と侮られてしまいますよ、と諭している。道理をしっかりと説いて聞かせ戒めている。
私たちも耳障りの善い言葉を聞いて、恥をさらすような人間とならないようにしましょう。今夜は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨朝の風景「近江富士・三上山」。田んぼに水が張られもうすぐ田植え、自然の素晴らしさ、人の素晴らしさを知らされます。今の季節に出現する湿地帯の風景は日本の原風景では無いでしょうか。そして「つる桔梗」。




※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
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