人をまとめるワザ

おはようごいざいます。

「にんげん学」大阪講座「老子を読む」台風の中ご出席の皆さんありがとうございます。「ぶら和尚」へのご参加もありがとうございます。博物館、美術館があるということに感動すら覚えます。また素晴らしい作品を蒐集された方々を尊敬するのは私一人ではないのではないでしょうか、よくぞ集めて下されたと。
心学の書も同じです、読み感動し継承される多くの方々あったればこそ今日まで伝わったのです。それを思いますと感動です。
昨日の老子60章、「小魚を煮るように、達人の、人をまとめるワザ!」、「人を治めるのは、小魚を煮る時のようにするのがコツ」ということは以前から知ってはいましたが、これは結構難しいことです。物心共に豊かでなければできない相談です。
難しいといって諦めたのでは「人材育成、人を治める」ことはできません。だからこそどんな人間になりたいのか「人物像」を確かにして、お手本を持ち歩むべきです。
若い人、子どもは未だ未だ未熟、小さい魚と同じだと老子は教えます。小魚の佃煮を上手につくるコツは、小魚を入れた鍋を火にかけている間、決して箸でかき混ぜないことです。
小魚は煮崩れしやすく、混ぜればすぐに台無しになってしまうからです。触りたいのをグッとこらえて、じっくりコトコト煮こむのが、味も、見た目もすばらしく仕上げるコツなのです。
老子は人の治め方も、それと同じで、親や上司が、「勉強しなさい」「こうしなさい」とあまりうるさく口出しすると、相手が本来持っている個性や可能性をつぶしかねないぞ、と教えているのです。
また、相手も心を掻き乱されて「やる気を失ってしまう、自分の頭で考えようとしなくなってしまう」というのです。
むしろある時期、親や上司は、厳しいルールで縛るのをやめて、だまってじっと見守るだけのほうが、相手は自主性を学んでいくのです。
人をまとめたいならば、逆に、所属する人たちがある程度自由を満喫できるように考えてやることも必要なのかもしれません。会社であったら、反抗的でヤル気のなかった人たちが、次々とアイディアを出すようになったり、チームのまとまりがよくなるかもしれません。
ただし、火加減のチェックは忘れずに、焦げそうになったら助け船を出すことも大切です。決して目を離してはならないことは言うまでもありません。じっくりコトコト見守ることが人材育成には大事だと老子はいうのです。
60章を読み、そうだよな〜、かき混ぜたらから育たなかったのだと反省しています。今日はじっくりとお子様と部下の皆さんを見つめ見守りましょう。台風一過穏やかで良い一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
「ブラ和尚」で大阪市立美術館「シカゴウェストンコレクション。肉筆浮世絵、美の競艶」に行きました。
皆さんの手作りのお弁当、美術館入口そして通天閣です。




伊丹「寶樹庵」Yさん美味しい「鮎」ありがとうございます。

Kさん毎月皆さんにありがとうございます。

※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
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