積善

おはようございます。

「にんげん学」京都講座ご出席の皆さんありがとうございます。老子59章「何にでもくじけなくなる」という話し。それは「慎ましく生きることでできる」と老子は教えてくれました。慎ましくとは「遠慮深く」という生き方です。一歩を譲ることです。譲れば広く道を歩めます。
愛媛、八幡浜のミカン農家、日本一美味しいジュースをつくられるOさんがご出席くださいました。Oさん遠路ありがとうございます。Oさんは今日からの善光寺まいりにご一緒くださいます、勉強会なら是非出席させていただきましょうと、ご一緒くださいました。
老子は何か困難に出遭ったときこそ「徳を磨くチャンス・才能を高めるチャンス」だと教えるのです。表現を変えれば「積徳(せきとく)」徳を積むことにもなるのだと。
困難な事態を迎えたら、そこで「なんでや?と不足を言って争うのではなく」一歩引いて「才能を磨き直す」。その姿、姿勢を見た第三者が、努力するその人の姿に「積徳、徳を積んでいる姿を見る」事になるのです。
易経にも「積善の家に余慶有り」と教えるが如く、現実に困難な事態に遭遇したとき、不平不満を言わず、慎ましく謙虚に一歩引いて「やり直す」ことが「道・Taoに沿った生き方、道理だぞ」と老子は教えたのです。自然の姿を見れば分かるように、無理に伸ばそうとはせず、成長出来ないときは「力を蓄えています」。私たちはどうかしますと、責任を外に求めてしまったり、言い訳をしたり、相手を非難したりと、徳を損なうような愚かなことをしてしまいます。
慎ましく在ることは「己も他も否定せず、現実を肯定すること」です。現実を肯定、受け入れてこそ、現実に為すべき事、為すべき課題が見え、大いに人様のお役に立てる徳を高めることができるのだと、明快に教えてくれたのが59章でした。
今日から私を入れて18名の皆さんと「魂をワンランク上げる旅・善光寺まいり」に言ってきます。残念ながらご一緒出来なかった皆さんの現当二世安楽(げんとうにせいあんらく)も共にお祈りしてまいります。良いお湿りの雨が降っています。阿弥陀様の慈雨に守られているようです。
その前に昨日から前泊しています皆様とお護摩を修し安全を祈り、ご家族のご安泰を祈り出発します。
今日も素晴らしい一日となりますようお祈り致します。それでは行ってまいります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨夜の勉強会終了後の「洋食・ぼんじゅーる」さんのごちそうです。マスターごちそうさまでした。
和牛のポン酢和え。

和牛のあぶり焼き辛しマヨネーズ。

舌平目のムニエル、オランデーズソース。

霜降り牛のステーキ。

善光寺参りに出発です。お昼ご飯と、善光寺へ着いてからの写真です。明日の朝事が楽しみです。

お昼ご飯です、やはり信州はお蕎麦ですね。

善光寺へ着きました、先ず記念写真をパチリ。

宿坊の夕食です。

※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。