こころ旅

おはようごいざいます。

善光寺の宿坊の朝です。昨日は心華寺に前泊された10名の皆様と朝のお護摩のお勤めをご一緒して8時半に宇治を出発しました。そして夕方善光寺へ到着早速本堂へおまいりして記念写真撮影、32才のとき初めておまいりしてから5度目のおまいり、どこのお寺におまいりによせていただいてもありがたいことですが、この度はこれで善光寺さんへは最後かななどと考えますとひとしおの思いがあります。
「牛に引かれて善光寺参り」という言葉があります、やはりご縁です。ご縁がなければ新しい縁を結ぶことは叶いません。その縁も「こころの縁」が大事です。巡礼、ぶら和尚、これすべて「こころがあって」のことです。現代の人の多くは無駄をしたがらない、無用の用を知らなすぎる、いつも書いていますが、遊びがなさ過ぎる、汲々としている、車のハンドルに遊びがありませんとカーブや悪路を避けられません。何でも割り切れることばかりを大切にしていると気鬱になりますよ。物を見るとき少し離れたところから見るとまっすぐかどうかがわかるのです。
引きこもりなどが多くなるのは、この無駄、無用の用を大切にしていない故に起きてしまうのかもしれません。
慈悲となんぞやを先日書きました。慈悲はある意味では一番の無駄で有り、無用なものかもしれません、なぜならば「他者のことを考える思いだから」です。自分には何の有用なことは無いのです。しかしこの「自分にとって無用である思いやりが社会にとって一番の有用な発想なのです」から不思議と言えば不思議です。
慈悲、思いやりが無ければ決して「社会に役立つ、人に役立つ発想、発明、うるおいのある家庭、社会などあり得ない」のです。
「自分の楽だけを思うからいつまで経っても苦しみが追いかけてくる」。「苦を取り除いてあげようとすると逆に楽が追いかけてくる、豊かさが追いかけてくる」のですからこの世はまったくおもしろいものです。
これから善光寺の朝事です。時間が止まった空間。私が日々お勤めしていますことも一千年以上も前から同じ事を継承して祈り続けています。これから皆様とご一緒する法要にきっと驚かれるに相違ありません。では現当二世安楽(自他共に現在と未来の安楽)をお祈りしてまいります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
ご開帳の朝事におまいりのため午前4時40分に集合。皆さん緊張の中にも良いお顔です。

ご開帳の朝事を終え一層爽やかなお顔で大勧進の前で大僧正(師匠)のお加持を待つ皆さんの良いお顔です。

※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気をお父さん、お母さん少しだけ出してみませんか?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。
※毎月第一日曜日午後2時より無料相談を行っています。気軽にお出かけください。先ずお電話をいただければありがたいです。0774-45-5561(斯波(しば)までお願いします)。東京、大阪、名古屋、神戸、下関、北九州小倉は毎月行っております、どちらの場所でも結構です。各地でのご相談日、お時間はお電話でお問い合わせください。