お浄土

おはようごいざいます。

今朝は「早太郎温泉」で朝湯に浸かって阿弥陀様の感動を思いおこし書き込みます。善光寺の7年に一度のご開帳の朝事は幽玄世界でした。ご一緒された皆さんも同様に感じられたことでしょう。言葉にできない世界。言葉にしてしまいますと嘘になってしまいます。善光寺本堂でのお勤めを二座、大勧進本堂で一座、私たちの為に三座いただきました。お十念を三度ちょうだいし、一同感激に浸り、皆さんおまいりして良かったとお話しくださいました。きっと体で阿弥陀様の存在を感じてくだされたことと思います。その思いを強くしてこれから一層信心を篤くしてください。ご一緒いただいてよかったと正直ほっとしております。
西方極楽世界、浄土を願う思想は古くからあります。未来を楽しく描くのは何も昔の人ばかりではないでしょう。今日でも変わりないはずです。「厭離穢土(おんりえど)、欣求浄土(ごんぐじようど)」は誰でも等しく願うところではないでしょうか。
厭離穢土(苦悩多い穢(けが)れたこの娑婆世界を厭(いと)い離れたいと願うこと。)は欣求浄土の対句で,両者を合せて厭穢欣浄(えんねごんじよう)ともいわれ、安楽な世界である極楽浄土に生れることを切望することから,浄土願生(じようどがんしよう)とも言われ、けがれた現実世界を離れて極楽浄土,すなわち仏の世界を,心から喜んで願い求めるという意味でもあります。
幸せになりたい、なれると思って暮らしていながら、なぜこうも苦しみしかやってこないのかと、自然思うのが人間です。
厭離穢土、欣求浄土とは言いましても、先日も書いていますが、この世をいやがって浄土を求めるというのではありません。阿弥陀様の「教えに従って歩む」ということです。道に随い自らの足で極楽世界を目指すことです。「念仏法語」(恵心僧都(えしんそうず)作)に「人かずならぬ身のいやしきは、菩提を願うしるしなり」「信心あさくとも。本願ふかきが故に。たのめば必ず往生す。念仏ものうけれども。となうればさだめて来迎にあづかる。功徳莫大なり。」
学びが足りず、人よりも劣っているという自覚がある人こそ素晴らしい世界に行けるのだというのが阿弥陀様の世界、教えなのです。このような自覚は何も御仏の世界だけに限ったことではないでしょう、高慢で人の教えなど必要ないなどどうそぶいている人はいったん事があったとき誰も助けてはくれません。
勉強、念仏は大変だけど、阿弥陀様の本願は大変慈悲深く強いものだからたとえ、ああ嫌だなと思いながらもお念仏を唱え、勉強を続け、お唱えしていれば必ず助けに現れるよというのです。
自覚してお唱えする、勉強する者は、蓮の花が泥の中で決して泥に汚されないように、迷わず、脇道にそれず素晴らしい人生を送ることができるのです。昨日ご一緒におまいりくださいました皆さんはきっとこの教えを体で感じ取ってくれたことでしょう。
私たちの目の前に阿弥陀様はおわします。それを信じ日々くらしてまいりましょう。信じ暮らす者の前には必ず素晴らしいご縁がもたらされます。
皆さんも教えを信じ今日も無心に過ごしましょう、素晴らしいご縁が待っています。いいご縁がありますように。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
大勧進本堂前でお師匠様と、後にお勤めをいただき「お十念」を賜りました。

善光寺本堂でお勤めの前に。

山門の楼上から手を伸ばし、畳三畳分の善光寺山号を写させていただきました。上の写真の上に写っているのがわかるでしょうか?

宿坊の朝食です。

※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
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