筆の心

おはようごいざいます。

昨日は「にんげん学」東京講座にご出席いただいております宮川映光先生が主催されています第26回観峰流書道「筆心展」に招かれて行ってまいりました。毎年拝見し眼福を味わっています。昨日今日の二日間浅草にあります東京都立産業貿易センター台東館で開催、是非東京の皆さん長年精進されています皆さんの心をごらんになってみてください、心が打たれます。
展覧会では毎年心が打たれ魂に響く書があります。昨日も映光先生の師「原田観峰先生」の詩書、昭和51丙辰年の書に惹きつけられました。
「習字教育吾使命(習字教育吾が使命)
正美書風傳子弟(正美の書風 子弟に伝えん)
道義頽廢混迷時(道義頽廃して混迷の時)
改心反省服神啓(改心反省して神啓(しんけい)に服す)」
        丙辰夏季札幌錬成講座
この書は私が解説せず、皆さんが何度も何度も読んで意味を解してください。私がこの書を見た瞬間感動したと同様に味わいを深くすることでしょう。
比叡山開祖伝教大師最澄上人様は「一隅を照らす。ポストにベストを尽くす」。孔子は「仁の一を以て貫く」を天命として人生を歩みました。一筋の道を歩むことというのは「見返りを願わない、自分の生き様として、人生の姿勢としています」。そこに潔さがあり、人を惹き付けてやまないものがあるのでしょう。
だからこそ清々しく爽やかに堂々と人生を歩むことができるのです。ですから人生に何の迷いをもたず、自己を高める向上心だけなのです。困難や、難しい事柄に出会えばそのことを乗り越えることが楽しみにさえなるのです。
世の中の多くの人は何か習いごとをしていますと、認められたい、人よりも上に行きたい、等々で、認められないからと行ってやめたり、あの人より上に行けないからといっては投げ出したりと、せっかく一筋の清らかな道を歩んでいるにもかかわらず、己自身で己の心を汚してしまうのは本当に残念なことです。
一つの道を楽しく歩みますと逆に多くの良縁をもたらします。昨日も書いていますが「一つの道を歩むことは、己に克つこと」にもなるのです。一つの道を歩みますと己に勝とうなどと思わずとも勝ってしまうのが道のすごいところなのです。
では何故一つのことを続けられるのかといいますと、「今の道を歩めばどうなるのかの確かなお手本を持っている故にイメージできている、フォーカスしている」からです。ですから「楽しく歩めるのです」。そのような「皆さんのお顔は輝き、行動が明快」となり、そのような人を世間では黙ってみておくわけがないのです。昨日の皆さんがそうでした。
今日は24日ですので愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」。月例ですから毎月行っています。それはやはり確かなご利益あることを実感している。イメージできるフォーカスできているからです。また何事の目標に立ち向かっても「大将軍に守護いただいています」ので、「負けずに心願が成就することが確かだから」です。故に不安無く、疑いを持たず楽しく一心に祈りが続けられていくのです。そして無理なく分相応な立身と繁栄がもたらされるのです。それが火防大将軍様たる権現様のお力の偉大さからです、将軍はその力量に応じてご利益をお与えくださるのです。
せっかくいただいたご利益が持ちこたえられないようなものをいただいて倒れてしまわないようにという大慈大悲です。午前10時、お待ちしております。
心華寺で行われています「M&Uスクール」受講生の皆さん夕方までご精進ください。皆様も休日を「一つのことに思いを馳せ」お過ごしください、素晴らしい休日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
原田観峰先生の書です。





浅草寺さまの観音様へおまいりして筆心展の会場に入りました。

スカイツリー三種。



「にんげん学」東京講座ご出席のIさん家族が見に来てくださいました。お嬢さんと。

北九州空港から小倉駅行きのバスの中から夕景。




※学校にいきづらい・行きにくい、会社にいきづらい、と考えておられる皆さん、それはご自身に正直だからです。でも何とかしたい、自分の夢を追いたい、したいことをしたいと考えておられる皆さん、心のオアシス「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」はいつでもお電話でのご相談を受付ております。0774-45-5561(斯波(しば)まで)、お待ちしております。
メール相談も承っています。e-mail shiba@kokorono-hana.com。ダイヤルを回す、キーを叩く勇気をお父さん、お母さん少しだけ出してみませんか?HPもご覧になってみてください。お話しすることで気持ちが楽になるということがあります、また良いアイデアが浮かんでくるかもしれません。お待ちしております。
※毎月第一日曜日午後2時より無料相談を行っています。気軽にお出かけください。先ずお電話をいただければありがたいです。0774-45-5561(斯波(しば)までお願いします)。東京、大阪、名古屋、神戸、下関、北九州小倉は毎月行っております、どちらの場所でも結構です。各地でのご相談日、お時間はお電話でお問い合わせください。