下問を恥じず

おはようございます。

若い人はいいな、などという言葉を若いときに聞いた時は、どこがいいんだ?と思っていたのですが、今の年令になって、やはり、若いとはいいものだと、つくづく思うようになっています。不思議ですね、輝いている若者を見ているだけで、いいなぁ〜と感じる。
私の部屋は二階にあります。階段をのぼり最初に目に入るふすま絵に「ひよ子」が描かれています。「幼を見て、成を見ていただく」ためです。いつでも「未完成だよ」という気持ちになっていただくということです。
老子の「大器晩成」です。大器晩成とは「永遠に為すことがあり完成しない」という意味です。才能があるけれどなかなか開花しないという意味ではありません。「まだまだ可能性がある」という意味です。
若い皆さんの姿を拝見していますと、そんな気持ちがふつふつと湧いてくるのです。ありがたいことです。彼らは私の為にわざわざお出でくださっていると考えますと、やはりこれは「ご神仏のお加護としか考えられません」。
孔子が、「下問(かもん)を恥じず」と実践しています。いわゆる年下の若い人に学ぶことです。年令を重ねて若い人に学ぶ姿勢を失いますと、かならず「大恥をかいてしまい、世間に置き去りにされてしまう」危険性を増すのです。
目の前の若い人は「天使」です。いろいろな情報を持って来てくださり、啓蒙、啓発をして下さるからです。今日夕方まで研修生の皆さんはおられます。お話をさせていただきながら彼らから大いに学びたいと思っています。
昨日は久しぶりの夏日、今朝も今の時間でも27度あります大型台風も接近しています、被害が出ないことを祈ります。今日も素晴らしい一日でありますようにお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
近所の蓮畑です。仏道のシンボルです。「華果同時」、華と実が同時につくのは蓮だけです、私たちには生まれながらにして「仏性」が宿っているということを蓮が証明してくれているからです。そして蓮の花は「泥の中で咲いても汚されない。泥の中でこそ咲く」からです、そして「水中で咲く華、水上で咲く華、様々ですよ」とも教えています。私たちの仏性も決して汚されることはないのです。一度や二度の失敗で希望を失ってはいけないですよと教えているのです。










黄色のこの可愛らしい花は何という花でしょうか?待宵草ですかね?。寺の竹やぶの中に咲いていました。昨日は気づかなかった?。


※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。