終始

おはようございます。

先週の金曜日で学校も一学期を終え夏休みに入り、お子様をお持ちのご家庭は賑やかなことでしょう、夏休みの計画も立て何かとお忙しくなるのではないでしょうか、ご家族でお寺に修行に出かけるという計画是非入れてください。
夏休みとはいいましても一日のスタートと就寝時間は夏休みだからこそきっちりとして、ご家族そろって食事をしたりしながら和気藹々とお過ごし下さい。昨日も悲惨な事故がありました、家族全員でお出かけになる機会が多いですので、十二分に事故だけは起こさないようにしましょう。そのためにも無理をしないようにしましょう。
心華寺も夏休み恒例の行事のスタートです。第27回「日本一の会・富士登山」を今日と明日で誠澄を先達として頂上を目指します。私が40才の時から始め、誠澄にバトンタッチをしています。多くの方々がご一緒下さいました。今回も無事に皆さん登頂し、下山していただきたいと念じています。
何事も始めがあれば終わりがある。小中高と学生時代はこの終わり、学期末が嫌でした。終わりが嫌だというよりも成績が芳しくなかった、結果を出していなかったのが嫌だったのです。夏休みは楽しみにしていましたが、成績表が渡されることが一番の苦痛。楽しい事の前に関門、関所があることを初めて知ったのが通知簿を渡されるときだったのかも知れません。
子どもの頃のそんな苦い経験をして長じて後、禍福終始を確かにできるようになれば人生は大きく違ってくることを知ったようです。
終始を確かにできない理由の一つは経験していながらも「予めしない、予習をしない、計画を立てない、目標を立てない」事にあります。行き当たりばったり、何とかなるだろう式、人生をなめているのです。これでは良い結果が出るはずもありません。
禍福終始を知ることは大切です。そして「禍福終始を知って惑わぬこと」です。惑わずに、禍福終始を知ったならば次への対策を確かに講じ結果を生かすべきです。
良い結果を出したいと考えながら、良い結果を出せない理由は「始める前に考えていない」ことにあります。
物事をうまく完了させる心得は、物事を処理するには早いにこしたことはありあませんが、始めるまでに少し時間を取って方針をよく考え、それが決まれば速やかに実行することです。そして何よりもやはり「人と比べない」ことです。自身の成長、進化を図ることです。人と比べるから惑うことになるのです。人生は幾つ何歳になっても己の向上を図ることです。
何も考えずに闇雲にはじめたあとで右往左往するよりも、結局、考えてからはじめるほうが満足のいく結果が得られることを若いときの苦い経験から知りました。
道は、よく調べもせずに歩き出してはならず。発言は、よく考えもせずに言ってはならず。仕事は、深く考えもせずに始めてはならないのです。
今日は海の日で休日ですが、事故の無いように過ごしましょう。楽しい一日をお過ごしください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
今朝の空です。






富士登山に出発する前にパチリ皆さん良いお顔です。


これから登りますとIさんから写真の第一報が届きました、午後2時15分頃です。富士のお山も良いお天気のようです。ご来光が拝めますように。

※学校に行きづらい、会社に行きにくい、なぜこんな気持ちになるのでしょうか?それは自分に正直だからではないでしょうか、自分に正直になり生きるのに誰に話せば良いのかわからない人のための一時避難のオアシスが「特定非営利活動(NPO)法人こころのはな」です。
お父さん、お母さん、同じ悩み苦しみを持っている方たちとお話ししてみませんか。分かち合いますと何か光が見えてくるような気がするのです。それだけでも心が楽になります。0774-45-5561(斯波(しば))、がお待ちしております。メール相談も承っていまe-mail shiba@kokorono-hana.com。
家庭内暴力でお悩みの方、一時避難のオアシス。いつでもお気軽にお電話下さい。避難する勇気が落ち着いた人生を取り戻します。