朝の決意

おはようございます。

関東、東北を襲いました大雨、残念ながら大変な被害が出ました。被災されました地域の皆さまに心よりお見舞い申しあげます。一日も早く平常の生活にもどることができますことをお祈り致します。
毎月11日は生母と第二の母、心華寺開山「一栄法尼」の月命日、第三の母、愛宕寺開山「全信法尼」は7月31日が命日。お祥月は生母が11月、心華寺開山さんは7月、父親も、ご先祖様も、また皆様からお預かりさせていただいていますご先祖様の法名を読み上げて日々供養をさせていただき感謝の思いを厚くしております。
毎日毎日、あぁこのように沢山の方々にお守りいただいているのだと安心します。そして一日をスタート。ご先祖様に恥じないように過ごそうと新たな気持ちで気を引き締めます。朝の祈り、決意は何とも言えず新鮮です。
「目にすることができない者を畏れよ」と師匠に諭され教えられました。中庸(ちゅうよう)に「独(どく)を慎(つつし)む」とあります。独りでいるときの行動、思い、神仏を前に祈る時、ものを言わぬ相手に嘘をついたら、人を前にすれば、もっと嘘をつくようになるから心せよと。「自分が決めたにも関わらず、事をしないようでは、話にならんぞ」ということです。
ご本尊様、ご先祖様を前にするからといって大仰に構えているのではありません、確かにしたいため小さなことからコツコツと行うようにしています。大きな事を考えていますと、時間がかかり、途中でよそ見をしかねないのが人間。
目にすることができない偉大な多くのご先祖様が守ってくださっています。だからこそ未だ実現していない、未来のイメージが確かに、くっきりと見えてくるのです。そのイメージに惹かれ、誘われて日々歩んでいます。温故知新です。
そんな思いでいますと今まで会えなかった方とのご縁を沢山いただいているのだと不思議な思いがわくのです。
ご神仏も、過去のご先祖様も目にすることはできませんが確かな存在です。だからこそ確かな未来がイメージできる、確かなご利益をいただいているのだと。
ご神仏、ご先祖様が目の前の人と出会わせて下されていると考えただけで、守られるという思いがします。だから、しっかりと出会いができます。昨日も32名というまったく知らなかった人様と出会いをいただきました。今日も温故知新の一日を楽しく過ごしましょう。その思いが又素晴らしいご縁を運んでくださるのです。素晴らしい出会いがありますように。
研修生の皆さんは夕方までしっかりと受講ください。皆さんはこれから座禅、私は護摩を修し皆さんのご安泰をお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
久しぶりの夕景。