お彼岸

おはようごいざいます。

昨日「特定非営利活動法人こころのはな」の年次総会を終えて愛宕寺に入りました。ご多用の中、総会にご出席の皆さんありがとうございます。26年度決算、27年度予算案をお認めいただきありがとうございます。これからも地道に「ひきこもり、登校拒否」の皆さん方の「居場所作り」、「家族会」等々に力を注いでまいります。今後とも皆様方のご協力お力添えを賜りますよう、よろしくお願いいたします。
今日から秋のお彼岸。午前10時から愛宕寺「彼岸会法要」です。日曜です、ご家族でおまいりください。沢山のご先祖様に支えられていることをお子様に教え体感してもらうことも大切な教育です。何かあったとき、「多くのご先祖様に支えられている」ということを実感していますと、「意味のない試練とは受け止めず、逃げずに真っ正面から取り組む心を養えます」。そんな気持ちの菩提の種を一週間まき育てましょう。
「機会を捉える」ということがあります。新聞やテレビ等々で彼岸の模様などが報道され、映し出されたりします。世間で話題としているときに、お子様とご一緒にご先祖様の話をなさることはとても良い機会です。機会、チャンスを捉えるということも知ることができます。
どんなに知識を得ても、技術を高めても、チャンスをチャンスと捉えられなければ、力さえ発揮できないのです。周りの習慣や、季節毎に巡ってくる歳時記、これは社会、会社に入ったとしても、違った形や姿で在るものです。
習慣から身につけられる情緒(じょうちよ。喜び、悲しみ、怒り、恐怖、不安のような一時的で急激な心の動き)、思いやりや、人様のサポート手伝いをするという「情操教育(じょうそうきょういく)」(情操教育はひろく情の教育にあたるもので。これは知の教育と意の教育とも密接なつながりをもつとともに,知性と意志をつなぐはたらきをします。人間の心情にはたらきかけて心の育成につなげます)にもなり、社会人となったとき大切な「気配り、思いやりに育つ」こととなるのです。
私たち人間は理性と感情とでは「感情が強い」ことは言うまでもなく、この感情のコントロールが一生を左右すると言っても過言ではありません。
感情という大きな力を、プラスに育てることこそ「親の使命の一つ」です。言葉で教えることができるようにするには家族で先ずご先祖様に手を合わせる日常の暮らしが大事です。そしてことある毎に寺におまいりになることです。ご先祖さまに感謝するために「わざわざ足を運ぶ」という「労を厭わない人格を形成することになるから」です。
人様のサポート手伝いをするということは「労を厭わない自分をつくっておかなければいけない」のです。その「菩提の種を蒔き育てる」のが今日です。素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
東京在住のSさんんがお子さんが授かってお礼参りに来てくださいました。お子さんのA君です。人見知りをするそうですが、笑顔をいっぱい振りまいてくれました。やはり、権現さまから授かりました「光の子」ですね。Sさん遠路ありがとうございます。三人仲良くお過ごしください。