始め

おはようございます。

一週間の始めに限りませんが、一日の始め、一ヶ月の始めに必ずやることを確かにしています。それは自分がだらしない、自堕落な人間であることを知っているからです。決めてやらないと何一つできない。
今夜は「にんげん学」大阪講座「老子を読む」です。老子は「最初が肝心だ」と何度も説きます。成功者と言われている人もやはり、最初が肝心だとおっしゃる、そして「貫け」と言う方が多い。
それは何故かと老子は言います。「大は小から始まる」と、当たり前のことですが、私たちは以外とこの「小」を疎かにしてはいないでしょうか。大と為したい、大きく成長したいと考えながら、小さな事を大切にしない、不思議ですね、このことは。気づきましょう、千里の道も一歩からです。いつでもできると「高をくくっている」からではないでしょうか?。
老子はこんなことも言っています。「自分を律せられる人になれ」と。
老子第33章では、「他人のことがわかる人は知恵者といえますが、自分のことがわかる人こそ聡明な人です。
他人に勝つ人は力のある人ですが、自分に打ち勝つ人こそ本当に強い人です。
満足を知る人は豊ですが、地道に努力する人こそ志を遂げることができます。
人生で守るべきことを見失わない人は何事も永続し、身体は滅びても「道」に沿って生きた人の魂は永遠に残るのです。」
いかがです、老子イズム、素晴らしいですね。人には勝てませんが、せめて自分が決めたことを継続し、自分に勝って地道に志を追求して行きたいと、日に、週に、月の始めに思うのです。
今夜の「にんげん学」大阪講座「老子を読む」、勇気と希望が沸々と湧いてくる。ヤル気を損なわない、Taoイズムをご一緒しましょう。講座前には「ぶら和尚」があります。伏見稲荷大社をおまいりします。午後12半、JR稲荷駅出口前集合です。今日の一歩を大切にしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌