回転

おはようございます。

今朝も強い雨が降っています、三日ほど雨が続き、さぞや誠澄は難儀していることでしょう、これも修行かもしれません、決めてやるからこそ試練が試練になる、しかし、ごくろうなことです。
CMA様主催「管理職・リーダーシップ研修会」ご参加の皆さんありがとうございます。時には慣れないことにチャレンジすることも大切です。習慣は大切で人を成長させますが、マンネリになるのはいけません。自分では意識していないかもしれませんが、せっかくの才能・能力がストップ、停止してしまうからです。
以前、小学校の体育館で朝礼をやっていて、バタバタと倒れることがありました。これは動きがないからです。登校途中の子どもが倒れることはありません。動いているからです。これと同様に、頭の中も動いていないと、停止状態となり、働かなくなるのです。コマが回転しているときは真っ直ぐ立っていますが、停止した途端倒れるというのと同じです。
成る、成らないという二元的な考えではなく、目標を確かにして今週はそこに向かって真っ直ぐに頭を回転させ動いてください。皆様のご活躍をお祈り致します。次回はご自身で参禅にお出かけ下さい。ありがとうございます。
明晩は「にんげん学」京都講座「老子を読む」。柔弱こそ繁栄、不争こそ勝利。「剛強は一時の勝利は得るが結局は負けるよ」と説く老子、私たちの理解を超えた書を読むことも脳に刺激を与えます。孔子孫子韓非子、日本の武将に大きな影響を与えた「矛盾こそ和合」という話し、「何それ」という話しです。会場でお会いしましょう。会場は「ウィングス京都。TEL :075-212-7470。京都市中京区東洞院六角下る御射山町262」です。
老子の話は、早い話が「損して得取れ」という教えです。しかし我々は目先の欲、我、意地に振り回され惑わされ、結局は損ばかりしているというお粗末な人生を過ごすという事になりかねません。
それは対立の世界、二元的な思考だからだと老子は説きます。損得、好き嫌い、あっちこっち、上下、左右、出来不出来、等々。これは、どちらが善くて、どちらが悪いというのではないのです。一方から見ればそのようなことはあるかもしれません。しかし、対立することで「一対」なのです。相矛盾しているからこそ、双方に価値が出てくるのです。
無い人に有る人が物を提供すれば「喜ばれる」、それが価値となり、仕事とともなる。いとも簡単な話しです。しかし現実にはできない、心の習練ができていないからです。
ですから日々対立を超えて何にでも対することを日課とすれば、あなたの価値が上がるかも?しれません?。上がるなどと一方的なことを考えることが偏ってしまうことになります。無我無心です。
今日は「無我無心」を心がけ過ごしてみましょう。楽しい休日をお過ごし下さい。 

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
新しくなりました「雷神館」、研修で茶室とし活用しています。