心がけ

おはようございます。

師走です、師走というのは古の時代、各家庭でお坊さんを招いて仏事を行ったとかで、「師馳(しは)せ月」が訛ったということが言われています?、私が走れるように、お招きください、こういう厚かましいことを言うからどなたも招くはずがないんですよね、よぉ〜く分かっています。今月もよろしくお訪ねください。今年の最終月です、走らずにじっくりと歩を進めましょう。
人様とおつき合いさせていただき、心がけていることはいろいろとありますが、「過てば改むるに憚(はばか)ることなかれ」が一つ。人は必ず失敗はするものです。失敗したとき、「繕(つくろ)わず」「失敗をしても隠さずに素直に改める」ことを心情としています。
賢者と言われる多くの方々は「失敗を重ねて、失敗をバネにして、さらに成長していく人」なのです。私は年頭に「因循姑息にケリをつける」と一年の計を立てました。
因循姑息とは「その場しのぎ」で繕うことです。目標や志を持ちながら、一向に近づいていかないと嘆いている人は一度、「その場しのぎ」をしていないか、「失敗したら隠さずに素直に認めようとしているか、そしてそれをバネに成長の糧にしているか」を確かにすべきです。
私たちは「反省はできたとしても」「それを隠し立しないことは非常に難しいのです。それはとても勇気の要ることだからです」。
人様に「自分の失敗を見せ、その上で成長する姿を見せれば」「人の信頼を得られるかもしれません」。信頼を得ようなどと姑息な考え方をしているようでは、信頼など得られないことは当然です。
人に失敗を見せ、注目されることで又一段と成長して行く姿を周りの人は見れば、それはやはり、尊敬を得られることでしょう。人は言葉には出しませんが、確かな目で見ていることは事実です。人様の目を節穴と考えてはいけません。
今月もよろしくお訪ねください。12月が素晴らしい月で終わり良い年をお迎えになられますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌