身近な人を大切に

おはようごいざいます。

今年初めての下関・愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」です。とても冷たい日になりました。うっすらと雪化粧をしています。午前10時から厳修します、足下に気をつけて是非おまいりください。
第一歩は何事でもそうですが大切です。新たにする、一新することが日々大切です。日に新た 日々に新た また日に新たなりです。
心新たにする大事の一つは日々の感謝です。日々あることのできることへの感謝です。これを当たり前などと考えているようではいけません。必ずや天罰が下ります。日々のあることへの感謝のできない者は、心貧しく、人の存在のありがたさを確かにしていないのです。貧しいということを例えれば心が小さい狭いということです。
日々一新して歩む人は一日の経験、一日の体験の中から必ず改めることを知るのです。日々の反省の無い人は志が無いともいえます。反省・修正すればこそ進展・発展もできるのです。
私たちが目にする、目にできる世界や人はそんなに多くはありません。しかし、その後ろに居られる、存在する人は無限です。この事実に気づくことです。目にできる人々を通して、目にすることのできない多くの皆様に感謝の祈りを捧げることはとても大切です。それがお陰様という気持ち、心を表す行動です。
韓非子(かんぴし)に「知の難きに非ず、知に処するは則ち難し」と。意は「物事を知ることは難しいことではない、難しいのは、知ったあとでいかに行動するかである」。
今風に言えば、情報を手に入れるよりも、その情報をどのように生かすかが難しいのです。こんな話もあります。「遠水(えんすい)は近火(きんか)を救わず」。これは「遠い親戚より近くの他人」といえばわかるのではないでしょうか。火事になって、遠い所にいくら沢山の水があるからといって、そんな遠くへ水を汲みに行っていては火事は収まらず、燃え尽きるぞというのです。
まず、身近なご先祖様、家族、隣近所、同僚、上司の方、後輩の方々を大切にする者こそが繁栄するのです。そして私たちが日々出会う人々に感謝し、その人達を支えてくださる方々へ感謝の思いの行動がお陰様の祈りです。いったん何かおこれば身近な人の助けが無い人はあっという間に破滅に至るのです。
繁栄の道、方法を知ったとしても行動がなければ繁栄はなりません。脚下照顧、足下を固め土台をたしかにしてこそ繁栄があります。身近な人への感謝をご一緒に祈り一年安泰の祈りを新たにしお守りいただきましょう。午前10時からです。お気をつけておまいりください。皆様の一日が素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌