春のお彼岸

おはようごいざいます。

今日から一週間「春のお彼岸」です。お家、会社、人生を安泰にそして楽しく過ごしたいと願っているのなら、「先祖供養をしっかり行う」ことです。昨日も書きましたが、何事もタイミング、時節、チャンスが大事。「この時こそ、この時に」ということがあるのです。これはとても簡単なことです。「決められたときに決められたことを誠心誠意勤めれば良いのです」。
人生に不満を言う人の特徴は「決められた易行道(いぎょうどう)ができない人。決められているのにしない人」です。(易行道とは:誰でも簡単に行えること)。又決められていることをできない人は易行道を皆がやっているからと馬鹿にして、難しいことへチャレンジして三日坊主に終わるのです。
知識の多くない私ですが、目はあります。豊かに暮らしている方を拝見すれば、どのような暮らしを為されているかは内面は解らずとも、外面から察することはできます。繁栄していく皆さんは、一様にご先祖様を大切に、そして身内の方を大切にされているのです。ただただこれだけ。私にもできることです。ですから私のような愚鈍な者でも人生に「素晴らしいステージを与えていただいた」のです。
ご先祖様を大切にすること、身近な家族を大切にすることがなんで豊かになるのかなどと「馬鹿な頭で考えません」、大切にされている方が繁栄しているのが事実だからです。そして多くの方に上の「お話をさせていただき実践されている方が事実繁栄の道、豊かな世界に通じている彼岸の道を歩んで繁栄しているから」です。
今日から一週間「易行道である先祖供養」を楽しく行いましょう。豊かになると楽しくイメージしてご先祖様に手を合わせましょう。いつ豊かになるという質問は受けつけません。
「発菩提心(ほつぼだいしん)」という言葉があります。「易行道を歩もうと発心した瞬間、悟りの世界に居る」という言葉です。要するに、「いつ豊かになるの?ではなく、思ったとき、発心した瞬間豊かになっている」のです。
自慢するような話を書きますが(自慢話ですが(^_^)失礼)、まあお読みください。未だ40年にはなりませんが、あと数年で比叡山下山40年です。下山した当初は何度も書いています、誰一人信者さんもなく、当然おまいりされる方もおりません。しかしいつしかお出でになるようになりました。易行道を歩んだご利益です。
唯一思う所は楽しく歩んでいたからではないかと思っています。「なるならないではなく、なる」。人間は正直です、貌(かお)、表情に出るのです。信じ行動するのは自分です。何故行動をするのでしょうか、明日のためです。未来のためです。だから今を大事に生きるのです。それを「念じる、今の心を大切に生きる」というのです。
今を大切にしない人は「今日を大切にせず、明日をも大切にせず、遠い未来はもっと大切にできないから」です。それは「足りない、足りない、少ない少ないの貧者の道、難行の道をまっしぐらに歩むから」です。
午前10時から愛宕寺「春季・彼岸会法要」を厳修いたします。率先しておまいりください。易行道の繁栄の聖典をご一緒にお唱えしましょう。素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
愛宕寺の玄関に咲いています沈丁花の香りと小さくて可愛い黄梅が皆さんをお出迎えします。