精進波羅蜜

おはようございます。

心華寺「春季・彼岸会法要」おまいりいただきありがとうございます。ご先祖様が一番お喜びです。子どもがご先祖を大切にする、日常のことを、確かに受け継ぐことこそ、安泰の王道です。個性的で特別な事、オリジナルなことはご先祖より受け継がれてきた日常の行動から生まれるのです。土台があればこそ新たな気づきがあるのです。
前日よりお手伝いいただきました大阪のkさんありがとうございます。皆様へのお供養を法要の度にお作りいただき感謝いたします。お陰で皆様の為にとお手伝いご奉仕くださる方が増えて徳を積む喜びに気づかれてくだされたことを嬉しく思います。感謝いたします。
今日は「精進波羅蜜」のお話を書きましょう。「精進」とは「努力を行うという完全な徳」をいいます。完全という言葉は、「やり通す」という意味でとらえましょう。「いついつまで」というのではなく、ライフワークとしましょう、ということです。一生続けることです。
私は「一生続けることで良いのだ」と思った時から心が解放されて気が楽になりました、「いついつまで」と言われますと愚鈍な私は到底やっていけません。しかし「一生やればいいんだ」と思った瞬間から気が楽になり、「布施」を「ルール(持戒)」を確かにできるようになり、忍辱という辛抱も、夢実現のために楽しくやれているのです。
「徳」とはいつも書いていますように「授かっている能力で、できること」です。私の場合は「言われたことをやる、精一杯やることが自分の徳、能力」と気づきました。発想も何もできない私だと気づいたからです。特別な能力が能力(徳)とは言わないのだと気づかせていただいたからです。
人と比べて得意があるのではなく、上手下手、遅い早いではなく、「自分ができる徳、能力で努力する、続ける」ことです。
そうすることを続けて楽しい人生という彼岸に達したのです。「潜在能力の開発は継続からしか生まれない」と「長い間修練して得た私の一つの結論」でもあります。自身の潜在能力の開発がなければ、「退化しか無く、人生は終わってしまうのではないでしょうか」。というよりも、「私たち人間は学び続けてこそ人間である」のです。
お彼岸があったため、六波羅蜜の世界を知ることができたため、気づくことができました。ご先祖様に感謝です。
今日は精進波羅蜜、続けることを意識して素晴らしい一日としましょう。きっと爽やかな心ですごせますよ。新しい一週間は休日からの始まり、お大事にお過ごし下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
皆さんおまいりありがとうございます。大阪のKさん前日からお泊まりでのお手伝いありがとうございます。また昨日早朝からおまいりお手伝い後片付けいただきました皆様ありがとうございます。布施波羅蜜の実践、果報はきっと素晴らしいものがあります。






滋賀県守山のSさんによる「長寿小咄」です。