正しい対処

おはようございます。

全国の新入社員の皆様昨日は無事入社式をお迎えに成られましたこと、心よりお祝い申し上げます。社会人として先ず親孝行を考えていただきますよう。親孝行こそが「人生に生きる目標を与え心豊に構築する上での基本、土台であります」。親孝行ができてこそ社会孝行ができます。
新人の皆様、経験を積んだビジネスマンの方でもトラブルはかならず生じます。時に「正しい対処法」が求められます。昨日も参考にしました論語、衞霊公(えいれいこう)第15、21条に「君子は諸(これ)を己に求む。小人は諸を人に求む。」
意は「君子は事の責任・原因を自分に求めるが、小人は他人に求め、責任を転嫁(てんか)する」。
何か問題が起き、事態が悪化し、「この状況はまずい」と気づくときがあります。そんなとき、人の対応には二通りしかありません。「非を自分に求めるのか、それとも他人に求めるのか」です。
心情では「他人のせいにする」のが普通です。「あいつが悪いと言うだけで物事が終わってしまいます」、このようなに言うのが多いのではないでしょうか。
このような在り方をしていますと、次第に心が貧しくなっていきます。何も考えず工夫もせず、道理も何も、人の心さえ考えようとしない、人間になってしまうのです。故に心貧しくなる。このような対処ではリーダーにはなれません。
一方「自分のせいにする」ことは、紆余曲折(うよきょくせつ)する道を歩むことになり、ある意味では面倒な事で困難な道ともいえます。何故かといいますと「非を認めるのは嫌な気持ちになりますし、原因を掘り下げなくてはなりません、だから曲がりくねる」のです。しかしこのようにあることが「人間性を豊にし、器量を大きくする」。
仲間の間で、お互いに「相手のせい」だと思ってしまいますと人間関係がまずくなってきます。そうならないために、人間として「一旦退いて」、「確かに相手が悪かったかも知れない」しかし「この状況が起きる前に、これをやっておけば予防できたのではないか」と広い心で考えることが、明日への修正力が増すのです。人間としての器量を養うのです。
人間関係の中で私たちは一生仕事をしていきます。であるならば、過去で起きたことにいつまでも関わらず、「サッと退いて、己に求め」、「関係性を良くする」工夫「思考のシステム」を考えるべきだと孔子は教えます。
前進しなければいけないのに、いつまでも過去の事に意識を引かれて後退し、未来を失ってはいけません。確かな工夫と「関係性の良くなる心のシステム作り」が「諸を己に求む」です。志しの高い皆さんは「人に求める」ことなく歩み、修正力を強くしてください。
今日から大阪の「エスケー化研株式会社」様の新入社員様の二泊三日の研修が始まります。昨日入社式を終え、良い緊張感のままの入山です。心して当たりたいと思います、お気をつけて入山下さい。
明日は第一日曜日、心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭。花祭り」です。午前10時からです。月例祭に加え、お釈迦様のお誕生日を祝福します「花祭り」を行います。
お釈迦様の恩恵に与り素晴らしい人生をおくっていただきたいと願い、有縁の「ピカピカの新一年生」のお子様に、「お釈迦様誕生仏」にお祈りを捧げ、学業の神さまであります金港辯財天様より、「お守り・文房具」を進呈授与致します。是非お申し込みの上おまいりください。祈り手を合わすことのできますお子様は必ずご神仏がお守り守護下さいます。ご家族でおまいりいただきますよう。そして繁栄の聖典を読誦しましょう。良い週末をお過ごしください。
   
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
心華寺の庭にお祀りしてあります、観音様の桜の光背が少しずつ膨らんできました。
3月30日撮影。

3月31日撮影。

4月1日撮影。