花祭り

おはようございます。

今日は第一日曜日ですので心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭。花祭り」法要です。午前10時から行います。ピカピカの新一年生のお子様をみんなで祝福致しましょう。社会の愛情が立派な子どもを育てます。手を合わす姿をお子様とご一緒にして平和な家庭、社会を実現しましょう。お待ちしています。
今更ながらのことなのですが、私はこの年になって、「更改進展(こうかいしんてん)の大切さを身にしみています」。身近な周りの人や、先日から入山していただいています新入社員の皆様に接し肌身で感じています。以前やって正しかったやり方では通用しなくなるという更改の自覚です。
孔子が「六十耳順」といったことが漸く実感。どんな言葉や事柄でも、「なるほどと聞き入れられる」ようになったようです。私は七十才です、気づくに遅すぎるということはありません(言い訳)。
「正しくイノベーションをする」大事。論語、学而(がくじ)第1、8条に「過(あやま)てば則ち改むるに憚(はばか)ること勿(な)かれ。」とあります。意は「もし自分に過失があれば、ぐずぐずしないであらためなさい。」ということです。
これは「修正までの時間は短く」と教えるのです。何か失敗をしたとき、その「理由を言おうとしたら、お客様や上司に言い訳だと思われ、激怒される」ということになってはいけません。
失敗をしたときは、「理由を言う前に、まず過ちを認めて謝らなければいけません」。謝ってから、「その後に理由を述べる」。これが正しい謝り方です。
「過ちだと認識した時点」と「過ちを認めて申告する時点」は、できるだけ「タイムラグを短くすることが重要」です。「わかっていて気づかないふりをするのは、もってのほかです」。それは「嘘をつくこと」であり、「嘘つきの性格を自分からつくるのです」。
一度言い訳が通りますと、同じようなことを繰り返すようになりますので、これは厳重に己を戒め注意すべきです。相手は許してくれたと自分で勝手に解釈してはいけません、そのようなあなたであれば、信頼を失うだけです。
謝った後には「過ちの理由を分析し、このやり方ではダメだと思ったら改めること」です。謝ることをできない人は、過ちを分析することも出来ないのです。それは「非を認めていないからです」。そして進化を自ら閉ざしてしまう。
改めるとは「自浄能力」、「自浄能力=修正力」です。正しい修正力こそが「イノベーション」であり、「自分の変革」です。私たちは愚かな「メンツにこだわり、改めるチャンスを逃す」ということをしているのではないでしょうか。
「メンツにこだわるな」と声を大にしていいたいです。過ちを犯した時には「素直に認める」「謙虚さ」。私のいう「謙虚とは」、単なる謙虚ではなく「方向が違ったので、軌道修正して進もう」という、「攻めの姿勢」。
過ちを認める行為には、「どうしても守りの姿勢や、間違ってごめんなさいという、マイナスメージがつきまといます」。しかし、「改めるときは必ず代替案を持って臨む」、「次はこうしてみます」と言うべきです。
これこそが「自己修正能力」であり、過ちを認める「自己批判力」です。それは決して「負けではありません」。改めることを憚(はばか)ってはいけないのです。
本当はダメだとわかっているのに物事に固執(こしつ)する人は、メンツというものにこだわりすぎています。メンツを「重んずるとは、悪いプライドを捨てられないということです」。それが人生を歩む上に於いては「障害となる」のです。
メンツを重んじるよりも、「改めるスピード感」を「自分のプライドにしていく」ことです。そうして愛情を以て、「自分のメンツとか、誰彼のメンツとか、仕事とはそういうことは一切関係ない、と周囲に知らしめる」ことではないでしょうか。
「会社や集団におけるメンツとメンツの意識を減らすことが」、某企業の身売りや粉飾決算のようなことにならなくなるのです。「過(あやま)てば則ち改むるに憚(はばか)ること勿(な)かれ。」です。
改めることができれば「素晴らしい世界に一つしかない心の花が咲く」のです。お釈迦様の誕生日を「花祭り」と称したのは「個々人に素晴らしい花があることを示している」のです。午前10時から「お花祭り」です。お互いがお互いを祝福し、ピカピカの新一年生のお子様を祝福致しましょう。良い休日をお過ごしください。
   
世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
昨日の観音様の光背です。

他の桜は満開です。






私も咲いてますよ、とユキヤナギが。


花祭り風景です。
愛知、一宮のGさんにお供えいただきました。

大阪のKさんにもお供えをいただきました。

ピカピカの新一年生の灌仏です。新一年生が仏さまに感じました。


長曽葉子先生の「楽しい音楽会」。「いちねんせいになったら」「花」「365日の紙飛行機」「ずっと」等楽しい笑顔の音楽会でした。お子さんたちの明るい元気な声に大人が元気になりました。



記念写真です。





今日のお供養です。大阪のKさん、愛知、一宮のGさん昨夜から泊まり込みでありがとうございます。美味しくいただきました。ごちそうさまです。