変化に備える

おはようございます。

今朝も梅雨空です、新しい週、用心しなさいと教えてくれているようです。昨日の父の日、お父さんに「ありがとうございます。」を言いましたか?当然言ったことでしょう。私も父親ですが、恥ずかしながら父親らしいことは余りしたことがなく、子どもにとっては良い父親ではなかったでしょうきっと。後悔はしていませんが、「ああ情けない」とは思っています。嫁さんに「おめでとう、ごくろうさま」を言ってもらったのでそれが最高です。
親は子どもを旅立たせ寂しい思いをしながらも、子どもの行く末を思い、その楽しみを思って寂しさを辛抱していることが親になって初めてわかりました。親は本当にありがたいですね。
「心のトレーニング」をお受けいただきましたMさん、ありがとうございます。お一人でのトレーニング、「贅沢でした」とお礼を言ってお喜びいただき感謝いたします。又お出かけ下さい。ありがとうございます。
新しい週の始まり、今週もじっくりと歩みを進めてまいりましょう。日々のお勤めを疎かにしない、これが一番大事。私の大事にしていることは「お勤めを意識して行う」ことです。意識して事に当たること「惰性にしないこと」です。
意識しませんと、「意識が飛ぶのです」これがよろしくない、過ち、いわゆる「魔が差す」「間が抜ける」のです。「間抜けになってはいけません。」肝心の「真ん中が抜けてしまっては、人間としての中身ができない」のです。
また意識して事に当たることの効用、意義は「変化に備える」ということです。「備えあれば憂いなし」となります。
心が外に奪われますと、「為すべき事、為さなければいけない事が、意識から抜けてしまうのがいけません。」呂新吾(りょしんご)が著しました「呻吟語(しんぎんご)」に、
「世の中には、意外な出来事が多い。
ただ、普通の人は、いま何も変わることがなければ、それで安心する。
しかし、明敏な人は、常に変化に備えて構えているため、何が起きても後顧に憂いをのこすことはない。」と、あります。
普通の人は、「欲はあるのですが、」呂新吾の言うとおり、「日常に何も変わることがなければ、それで安心する、という方が多いように見受けます。「言われたことしかしない」だから「変化についていけない」「変化に対応できない」という方が多いのです。そして「今の仕事を失う」ことになる。
これは、みな基本の仕事を漫然と行っている故に起きることです。意識して仕事をすれば「何故目の前にこの仕事があるのかを必然的に考える」「感謝もできるのです。」
考えもせず、感謝もせず、漫然と行い、不平不満を言うようでは話にもなりませんし、自己啓発ができないようでは教えようも導く事も出来ないのです。それ以上に、意識してお勤めをしていませんから、周りの優れている人様と出会っても気づけない、気づかない、随縁の中に在って「縁を縁とできない」ことがよろしくありません。
今週は意識して事を進めてまいりましょう。素晴らしい一週間をお過ごしください。今週もよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは熊本・大分地震の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。お気をつけてご支援ください。ありがとうございます。
山形の実家の兄から「小さな恋人・さくらんぼ」が送られて来ました。兄に感謝です。



昨夕、寺のシンボル楠に可愛い鳥が餌をついばんでいる姿です。名前はわかりません。逆光ではっきりしませんが、次はしっかりした姿を撮りたいと思います。