本を務める

おはようございます。

昨夕まで心華寺で開校されていました「M&USCHOOL」受講生の皆さんお疲れ様でした。学んだことを一つ日々の学習に加えてください、ありがとうございます。来月のご参加もお待ちいたしております。
6月最終週。しっかり反省し、一ヶ月の締めくくりを確かにしたいですね、確かにするために行っていることが私にはあります、これは月末のことばかりではなく、日々の習慣でもあります、「ご先祖様に感謝することです。」今日私が在ることができるのはご先祖様が在るお陰であるという強い感謝の念いです。そして「ご先祖に恥じることをしないこと」です。
これは「原点に帰って自分自身を再確認する行為」です。要するに「自分はご先祖様から子孫へと脈々と受け継がれる命の線上にある存在である」と意識して生きれば、「先が見えず思い悩むことはないと考えています。」
論語、子罕(しかん)第9、28に「知者は惑(まど)わず。仁者は憂(うれ)へず。勇者は懼(おそ)れず。」これは「知者は迷うことがない。仁者は悩むことがない。勇者は怯(ひる)まない。」という文字通りの意味ですが、これは「先が見えなくて、自分自身のあるべき姿を見失い、やるべきことがわからなくなったとにき噛みしめてほしい教えです。」
論語は終始一貫「本を知ることの大切さを説いています。」「知者は惑わず」というのは、まさにそのことで、「生きる知恵を身につけた人は、人間としてどうあるべきかという一番重要な道理である、「根本、根っこ、本を務める」ことをしっかり認識して行動している。」だから「迷ったり、悩んだりすることがない」」と孔子はいうのです。
人間として生まれ楽しく幸せに生きたい、暮らしたいと願っている人は「根本・本を務めるものを持っている」のです。いわゆる、「できることで行動しようとする使命感、志」です。
人生はこの「根本・本を務める存在に気づくこと」です。そうしますと、厳しい世間の風を受けたとしても、「枝葉がどれだけダメージを被ろうとも(目標に向かって進み、方法が違って、傷ついたとして、小さな事にこだわらず)」「揺るぎない根本、本を務める」こと「根っこで生きていくことができるのです。」誰も失敗しようなどと思って歩を進める人はいません。しかしままならない状況や念いもしない事態に陥るときはあるものです。
まじめにやっているからこその問題というものがあります。だからこそ、現実に惑わされない「根本、本を務めること」が大事となるのです。大木が大木たる所以は、大風や嵐があれば枝葉を落とし樹木は傷つきはするが、根っこがしっかりしていれば、倒れることはないのです。
だからこそ、月末には平素以上にご先祖様に感謝の祈りを捧げ、自らの内面に目を向け、人間として生まれながらにして有しています。「根本、本を務める」ことを見出し、明確にすることを大切にしています。素直な気持ちで背伸びしていないか、無理をしていないか、尊敬することを忘れていないか、非礼をはたらいていないか等々を省みます。
これまで何度も先の見えないと思われる状況に見舞われてきましたが、ご先祖様に感謝しますと、「思い悩むことがなくなります。」自分のやるべきことがわかり、「ぶれない生き方を貫くことができるのです。」
なぜ「仁者は憂えず」なのか。「私欲がないからです。」仁者とは「他人の悦びを自分の悦びとするからです。」「勇者は懼れず」とは、「真の勇者は義憤をもって、世の中の矛盾に怯まずに立ち向かう」ということです。
知者・仁者・勇者は、ひとりの人間が備えるべき三つの資質と捉えています。難しいからこそ、このように在りたいと願うです。この三つの資産を再認識して6月の末を過ごしてみてはいかがでしょう?良い月末をお過ごしください。今夜は「にんげん学」小倉講座、明日は神戸講座です。各会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。
日々の徳目、勤勉・質素・社会と人のために一隅を照らす。  合掌
私たちは「熊本・大分地震」の復興支援を応援します。ボランティアの皆さんご苦労様です。気をつけて作業お手伝いしてください。感謝いたします。
昨日愛宕寺におまいりにこられ、「にんげん学」小倉講座にもご出席くださるGさんに誘われまして門司港へ行ってきました。Gさんありがとうございます。今夜もよろしくお願いいたします。
下関、唐戸港まで愛宕寺からゆっくり歩いて20分、観覧車越しに関門大橋。

唐戸乗船場と休日でいっぱいの門司港からのお客さん。


船から見た関門大橋。


関門海峡ミュージアム、海響ドラマシップという所にお連れいただきました。門司の古い町並みを保存しています、関門レトロ通りがありました。




門司側からの関門大橋。


下関のランドマークと水族館が見えます。

コンビニが景観を壊さないようにレトロ風です。

三井倶楽部です。

アジサイがこんにちはでした。


ひまわりを水盤に浮かしてみました。